|
オンキヨー株式会社は、ミニコンポFRシリーズの新製品として、USB送信アダプタを利用してパソコンとワイヤレスで接続できるCD/MDコンポ「X-N7UWX(D)」を6月22日に発売する。また、上位モデル「X-N9X(D)」や、上位モデルメインユニット単体、USBアダプタ単体でも販売を行なう。価格はいずれもオープンプライス。各モデルの仕様と発売時期は下表の通り。
■X-N7UWX(D)/X-N7X CD/MDデッキを一体化したメインユニットと、USB接続の送信機、受信機、スピーカーをセットにしたシステム。
最大の特徴は、付属のUSB送信機をパソコンに接続し、USBオーディオとして動作させ、再生音を非圧縮でワイヤレス伝送。同梱する受信機は光デジタル音声出力を用意しており、メインユニットと接続すると、ワイヤレス再生システムが構築できる。伝送には2.4GHzのデジタル無線を使用しており、有効範囲は直線距離で最大30m。 USB送信アダプタの外形寸法は86×28.5×10.5mm(幅×奥行き×高さ)。受信機の外形寸法は91×102×29.5mm(同)。 さらにポータブルオーディオ機器との連携もサポートしており、同社のiPod用アダプタ「RI Dock」(DS-A1/直販8,400円)を別途用意することで、iPodの再生音の伝送が行なえるほか、コンポのリモコンでiPodの基本操作が行なえるようになる。 また、前面にステレオミニのアナログ音声入出力端子を各1系統装備。iPod以外のプレーヤーとも接続できる。
アンプ部はメインユニットに内蔵。定格出力は10W×2ch(8Ω)。音声入力は光デジタル×1、アナログ音声(RCA)×2、ステレオミニ×1。出力はアナログ音声(RCA)×2、ステレオミニ×1、サブウーファ出力×1。外形寸法は205×339×147mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4.7kg。
スピーカーは2ウェイのブックシェルフで、エンクロージャはバスレフ。ウーファの振動板には新開発のA-OMFモノコックコーンを、ツイータはリング型を採用している。ユニットサイズはウーファが13cm径、ツイータが3cm径。 バスレフポートはスリット型で、スピード感のある低音を実現する「AERO ACOUSTIC DRIV」となっている。外形寸法は167×246×290mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.9kg。
X-N7Xは、X-N7UWX(D)からUSB送信機、受信機を省いたモデル。それ以外の仕様はX-N7X(D)と同じ。
■X-N9X(D)/FR-N9X(S)
クオリティを高めたというCD/MD/チューナアンプのメインユニットと、リアルウッド突き板仕上げのスピーカーをセットにしたコンポ。なお、FR-N9X(S)は、X-N9X(D)からスピーカーを省いたモデルとなっている。 主な仕様はX-M7Xと同じで、iPod専用オプション「DS-A1」に対応するほか、前面入力音声端子などを採用している。ただし、USBワイヤレスアダプタは同梱しないが、別売のUSBワイヤレスシステム「UWL-1(S)」と組み合わせることで、「X-N7UWX(D)」と同様にパソコンとワイヤレス接続が行なえる。 入出力端子の構成も同じ。アンプ部の定格出力は14W×2ch(8Ω)。外形寸法は205×339×147mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4.7kg。 スピーカーは2ウェイのバスレフ。ウーファは13cm径のA-OMFモノコック、ツイータは3cm径のリングタイプ。外形寸法は167×274×290mm(同)で、重量は4.1kg。
□オンキヨーのホームページ
(2006年3月17日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|