日立LG、薄さ9.5mmのスロットインDVDドライブ －2層DVD記録対応などOEM向け2モデル

3月末より順次出荷

　株式会社日立エルジーデータストレージは、業界初という薄さ9.5mmのスロットイン型DVDドライブ2モデルを3月末よりOEM向けに順次出荷する。出荷時期はDVD±R 8倍速記録に対応する「GSA-4080M」が5月、DVD±R 4倍速の「GWA-4080M」が3月末となる。出荷価格は非公開。月産計画台数はそれぞれ10万台を見込んでいる。

　いずれもATAPI内蔵型のスロットインDVDドライブ。薄型ディスクモータやスロットローディング機構を新規開発したことで、スロットインドライブとしては業界最薄という9.5mm厚を実現した。従来の12.5mm厚の製品と同様に、ライトストラテジー内蔵LDドライバや、バッファアンダーランエラー防止機能などを搭載する。

　両モデルの違いは記録可能なメディアや書き込み速度などで、「GSA-4080M」はDVD+R DL 2.4倍速、DVD-R DL 2倍速、DVD±R 8倍速、DVD-RAM 5倍速、DVD±RW 6倍速に対応。「GWA-4080M」は、DVD±R/RWの4倍速に対応するが、2層DVDやDVD-RAMの記録には対応しない。そのほか、再生速度も両モデルで異なる。据付方法はいずれも水平方向のみ対応。

□日立エルジーデータストレージのホームページ
(3月22日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.hlds.co.jp/

(2006年3月22日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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