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フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社と、株式会社テクノマセマティカルは22日、フリースケールのプロセッサ「i.MXシリーズ」上で、テクノマセティカルが開発したソフトウェアを使用して、H.264の同時エンコード/デコード処理と、WMA/WMVのデコードを実現したと発表した。 専用のハードウェアや動作周波数の高いCPUやDSPを使わず、H.264フォーマットを使ったテレビ電話機能や、ワンセグ放送の同時録再機能、WMA/WMVファイルの再生機能を実現可能。次世代の携帯電話や携帯機器向、車載情報システム向けのソリューションとして提供する予定。 同ソリューションは、動作周波数266MHzのi.MX21プロセッサ上で、テクノ マセマティカルのH.264コーデックソフトウェアを動作させたもの。解像度176×144ドット、15fpsのH.264映像を同時にエンコード/デコードできる。
さらに、同じくテクノマセマティカルのWindows Media Videoデコーダソフトや、Windows Media Audioデコーダソフトを動作させることで、WMV/WMAの同時デコードにも対応できる。なお、演算回数を削減するため、これらのソフトウェアには同社の独自アルゴリズム「DMNA」が使用されている。
□フリースケール・セミコンダクタのホームページ
(2006年3月22日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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