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ハーマンインターナショナル株式会社は、AKG製のオープンエアー型ヘッドフォン「K701」、「K601」の2モデルを4月上旬より発売する。価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格はK701が83,000円前後、K601が47,000円前後の見込み。
クラフトマンシップと、最新技術を導入したという最上級の「リファレンスパフォーマンス」モデルと位置づけられている。 振動板には2層構造の「2レイヤーダイヤフラム」を搭載。1層が振動板の動きを最適化し、もう一層がダイヤフラムの振動を抑えることで、入力信号に対し正確なレスポンスと低歪みを実現する。 さらに、振動板を重低域から超高域まで再生するサウンドゾーンと、動きを支えるムーブメントゾーンの2つのゾーンで構成する「バリモーションシステム」を採用。2レイヤーダイヤフラムとの組み合わせで、忠実なワイドレンジ再生と、立体感に富んだサウンド再生を可能にしたという。 また、K701では、扁平リボン形状に加工されたボイスコイルを縦長に密集させて巻き上げるフラットワイヤーボイスコイルを採用。より高感度で、切れの良い再生音を実現できるという。 再生周波数帯域は10Hz~39.8kHz(K701)、12Hz~39.5kHz(K601)。感度は93dB SPL/mW(K701)、92dB SPL/mW(K601)。許容入力は200mW、インピーダンスは62Ω(K701)/120Ω(K601)。 ヘッドバンドはともに本革製で、K701では柔軟性と耐久性に優れたグローブレザーを採用。セルフアジャスト機能も備えている。イヤーパッドはK701が人間工学を考慮したという3Dフォームイヤーパッド、K601はベロア製のイヤーパッドを採用している。 ケーブル長は3m。K701ではOFCのバイワイヤードケーブルを採用。L/R各ユニットのケーブルを独立させて、干渉を防ぎ、チャンネルセパレーションの向上を図っている。K601ではエラスティックシース・ケーブルを採用する。重量はどちらも235g。 □ハーマンインターナショナルのホームページ ( 2006年4月3日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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