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株式会社角川エンタテインメントは、映画「博士の愛した数式」を7月7日にDVD化する。価格は4,935円。 本編の収録時間は117分で、ディスクは片面2層。映像はビスタサイズをスクイーズ収録。音声はドルビーデジタル5.1chと、視覚障害者用の音声ガイドの2種類を収録。字幕は日本語と英語を収めている。 特典として、監督へのインタビューや、数学教室、予告編やテレビスポット集などを収録。また、初回限定生産分のみアウターケースが付属する。 シングルマザーの家政婦・杏子は、ここ数年間で担当が9人も替わったという顧客を紹介される。その顧客とは、事故で記憶が80分しかもたない数学博士だった。忘れてはならない事柄をメモし、背広のあちこちにクリップで留めている博士。記憶が消えてしまう彼にとって、杏子は80分ごとに初対面の相手となる。 家政婦としては付き合いにくい相手と思われたが、博士が口にする数式の話は、小難しいと思われがちな数学の印象とは全く異なり、温かくて心躍らされるものばかり。次第に心を通わせていく博士と杏子。そんなある日、杏子に10歳の息子がいることを知った博士は、小さな子供が1人で留守番をしていることに心を痛め、学校帰りに自分の家に来させることにするのだが……。
出演は寺尾聰、深津絵里、齋藤隆成、吉岡秀隆、浅丘ルリ子ほか。監督・脚本は小泉堯史。原作は芥川賞作家・小川洋子の同名小説。
□角川エンタテインメントのホームページ
(2006年4月5日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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