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台湾BenQと、台湾Lite-On ITは11日、光学ドライブ製品のビジネスにおいて提携。今後はドライブの製造を統合していくと発表した。これにより、両社の合計シェアは世界市場で27%となり、世界第2位の光学ドライブメーカーとなる。 提携の一環として、BenQは約44億円の現金収入を得ると同時に、Lite-On ITの発行株式の13%を取得。Lite-On ITの第2筆頭株主となる。また、BenQより2名がLite-On ITに取締役として派遣される。 Lite-On ITはBenQのストレージビジネスにおける、ODM顧客への交渉権と技術特許の使用権を獲得。さらに、今後BenQブランドの光学ドライブ製品の生産を全面委託されるという。
今回の提携についてベンキュージャパンのデイヴィッド・デン営業本部長は「資源を効果的に投資することが可能になる。例えばフィリップス・ベンキュー・デジタル・ストレージはBlu-ray Discなどの先進技術の開発に注力することができるほか、Lite-On ITはコスト競争力を武器にシェア向上が狙える」と説明。日本市場については「ベンキュージャパンとしてマーケティングに注力し、国内第3位のポジションを狙いたい」としている。
□BenQのホームページ (英文)
(2006年4月11日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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