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株式会社文化放送と株式会社ドワンゴは18日、コンテンツ配信事業を行なう新会社「株式会社 AG ONE(エイジーワン)」(港区浜松町)を7月1日に設立すると発表した。 新会社の資本金は6,000万円。出資比率は文化放送グループが40%(うち10%は系列の音楽出版社、セントラルミュージック)、ドワンゴが40%に加えて、アニメーション製作会社のピクチャーマジックが20%出資。新会社の社長には現セントラルミュージックの大口豊氏が任命された。設立当初の従業員数は10人前後。
AG ONEの主な事業内容としては、PC及び携帯電話向け音声コンテンツのネットワーク配信サービスで、10月1日開始予定。コンテンツの内容は、文化放送の声優ラジオ番組との連携による声優の声や歌、アニメーションやゲームのテーマソング約5,000曲。さらに声優によるネットラジオ番組などを独自に製作することも検討しているという。なお、これら配信事業についてはドワンゴがシステム運用のノウハウを提供する。 サービスの料金については1曲単価で支払う従量課金制を検討しており、配信する内容や料金についての詳細は現段階では未定。また、海外展開も行なう予定で、10月1日のサービス開始時には英語による海外向けサイトを用意。将来的にはヨーロッパ向けサービス展開も検討しているという。
その他の事業内容としては、現在セントラルミュージックが担当しているイベント制作や番組制作事業の一部を移管して行なうほか、ピクチャーマジックと協力して、アニメーション制作事業への進出も検討している。 □AG ONEのホームページ ( 2006年4月18日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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