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内閣府は17日、2006年3月の消費動向調査の結果を発表した。そのなかで、主要耐久消費財に含まれるDVDプレーヤー/レコーダの普及率が61.1%、液晶テレビ/PDPなど薄型テレビの普及率19.8%と前年度に比べ増加した。 同調査は、6,700世帯の回答を集計したもの。2006年3月15日を調査基準日としている。2006年3月末における主要耐久消費財等の普及率では、DVDプレーヤー/レコーダ(カーナビ、パソコン、ゲーム機などに付属のものは除く)が61.1%と前年度に比べ12.1ポイント上昇。そのうち、再生専用機が32.5%(前年同月比3.3ポイント増)、再生/録画兼用機が40.0%(同11.3%増)となった。 液晶テレビ/PDPなどの薄型テレビの普及率も19.8%と前年度より8.3ポイント増加した。ビデオカメラも40.2%と0.6ポイント増加している。一方、ブラウン管テレビは96.2%と1.2ポイント減少し、カラーテレビ全体では99.4%で0.1ポイント上昇した。その他の製品では、パソコンが3.7ポイント増の68.3%、デジタルカメラが7.5ポイント増の53.7%、食器洗い乾燥機が2.8ポイント増の24.4%となっている。 また、100世帯あたりの保有数量で見ると、DVDプレーヤー/レコーダは90.8台(前年同月比20.7台増)で、うち再生専用機が39.2台(同5.3台増)、再生録画兼用機が51.6台(15.4台増)となった。ブラウン管テレビは226.4台(同11.4台減)、カラーテレビ全体では250.3台(1.7台減)と減少している。ビデオカメラは43.9台(0.5台減)となった。 そのほか、製品の平均使用年数や、買い替えの理由をまとめた「主要耐久消費財の買い替え状況」では、DVDレコーダ/プレーヤーの平均使用年数が4.3年、カラーテレビが9.1年、ビデオカメラが6.5年となった。 買い替えの理由では、DVDプレーヤー/レコーダで最も多いのが「上位品目への移行」の46.8%で、次いで「故障」が37.4%となっている。また、カラーテレビでは「故障」が66.4%、「上位品目への移行」が25.7%。ビデオカメラは「故障」が47.3%、「上位品目への移行」が42.7%となった。 □内閣府のホームページ ( 2006年4月18日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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