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パイオニア、プラズマTV向けのスピーカー内蔵AVラック
-5.1ch拡張用のスピーカーシステムも


6月上旬発売

標準価格:「B-07」118,000円
       「HTP-07」65,000円


 パイオニア株式会社は、同社プラズマテレビ向けの2chスピーカー内蔵AVラック「B-07」と、B-07を5.1chに拡張するオプションの「HTP-07」を6月上旬に発売する。価格は、「B-07」が118,000円、「HTP-07」が65,000円。


■ B-07

B-07

 同社プラズマテレビ「ピュアビジョン」に合わせたデザインのAVラックで、ラック内部に2ウェイの密閉型ステレオスピーカーを内蔵する。また、オプション「HTP-07」のセンタースピーカー収納部を備えている。

 スピーカーは、左右のチャンネルに8.7cmのコーン型ウーファ×2と、2.6cmのセミドーム型ツイータ×1を搭載。再生周波数帯域は50Hz~20kHz、出力音圧レベルは86dB、最大入力は50W、インピーダンスは8Ω。

 外装は7回の塗装とピアノワックスによる磨きを加えたピアノフィニッシュ仕上げ。また、同社プラズマテレビ専用のテーブルトップスタンド「PDK-TS23」、「PDK-TS25」の転倒防止用に固定ネジを設けている。棚板は取り外しも可能。外形寸法は1,410×450×480mm(幅×奥行き×高さ)、重量は49kg。


■ HTP-07

HTP-07

 B-06と組み合わせることで5.1chシステムとして利用可能な拡張スピーカー。センタースピーカーとサブウーファ、ワイヤレスのリアスピーカーで構成する。

 2005年9月に発売された「HTP-06」からの強化点として、最短2分で自動音場補正が行なえる「MCACC」機能や、WMA/MP3やAACなどの圧縮音楽ファイル再生時に、失われた抑揚感やきめ細かさなどを独自のアルゴリズムで復元する「サウンドレトリバー」機能を搭載した。さらに、新デジタルアンプICを搭載し、ドライブ能力を向上させたという。

 ワイヤレスリアスピーカーはトランスミッタ部と密閉型スピーカー部で構成し、2.4GHz帯のデジタル無線伝送を利用。スピーカーユニットを最適な角度にレイアウトし、天井や壁への反射による間接音を利用した「ダイレクトディフューズ」技術も採用する。ユニットは7cmコーン×2。アンプ出力は10W×2ch。外形寸法と重量はトランスミッタ部が166×112×56mm(幅×奥行き×高さ)、0.3kg。スピーカー部が461.5× 95×176.5mm(同)、2.9kg。

センタースピーカーは「B-07」に収納できる リアスピーカーはデジタル無線伝送でワイヤレス化

 センタースピーカーは7.7cmユニットを搭載する密閉型で、外形寸法は270×100×90mm(幅×奥行き×高さ)。重量は0.8kg。

 サブウーファはバスレフ型で、16cmコーンユニットを搭載。総合出力600Wのアンプを内蔵する。入出力端子として、光デジタル音声入力×2、同軸デジタル入力×1、アナログ音声×1を備える。ドルビーデジタル/DTS/AAC/ドルビープロロジックIIのデコーダを内蔵。外形寸法は200×437×375mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9kg。


□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pioneer.co.jp/press/release531-j.html
□関連記事
【2005年7月21日】パイオニア、スピーカー内蔵のプラズマテレビ用ラック
-専用ワイヤレススピーカーシステムも発売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050721/pioneer2.htm

( 2006年4月19日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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