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株式会社カフェグルーヴは、DVD「モンドヴィーノ」に、時価2,000万円相当とされるヴィンテージワイン「ラ・フィット ロートシルト 3リットルマグナム」をセットにして、4月21日より発売する。1セット限定で、価格は1,500万円。発売を記念して、東京・渋谷のワインダイニングで発表イベントが行なわれた。 なお、通常の「モンドヴィーノ」DVDは東北新社より同日から発売され、価格は3,990円。1,500万円のセット以外にも、4,200円~35,000円でワインやシャンパンをDVDに同梱したセットも数量限定で用意する。購入はカフェグルーヴの運営する映画情報サイト「シネマカフェ・ネット」で受け付ける。
「ラ・フィット ロートシルト」は、1870年にフランス・ボルドー地方の5大シャトーとされる「シャトー・ラ・フィット・ロートシルト」で生産された赤ワイン。’70年代に世界で流行した害虫「フィロキセラ」による被害を受ける前に生産されており、世界でも数本しか残っていない「幻のワイン」と呼ばれているという。 映画「モンドヴィーノ」は、ワインの作り手や評論家など業界の内部に潜入したドキュメンタリー。世界のワイナリーに影響力を持つというワイン・コンサルタント、ミシェル・ロランや、ワイン評論家のロバート・パーカーなどへのインタビューや、生産者の声などを通じて、ワイン業界の流行や価値観の変動などをとらえている。監督は、ソムリエの経験も持つというジョナサン・ノシター。 DVDは 片面2層で本編は136分。映像はビスタサイズをレターボックス収録。音声は英語とフランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語をいずれもドルビーデジタル2chで収めている。字幕は日本語のみ用意する。初回特典として、予告編やコメンタリが収められているほか、オリジナルのブックレットも同梱。
同セットは、日本リカー株式会社の創業40周年を記念したもの。同社は、映画に登場するロバート・パーカーが98点を付けたワインなども取り扱っているという。 日本リカーの大谷文孝社長は、「ワインは嗜好品なので、価値は人により様々だが、ラ・フィット ロートシルトはコレクションとしての評価も高い。映画や今回のセットをきっかけにして、多くの人にワインに関心を持ってもらえればうれしい」とコメントしている。 同社は、映画「Shall We Dance? 」にも登場したシャンパンを取り扱っているなど、映画とも関わりが深いことから、今後も同様のセットを販売する構想を持っているという。
□カフェグルーヴのホームページ ( 2006年4月21日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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