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シャープ株式会社は、ホームシアター向けのDLPプロジェクタ2製品を4月21日より発売する。 1,280×768ドットのDLPパネルを搭載した「XV-Z3000」と、854×480ドットの「DT-100J」の2モデルが用意され、価格はXV-Z3000が344,000円、DT-100Jが178,290円。 ■ XV-Z3000
1,280×768ドット/0.65インチのDLPパネルを搭載したホームシアター向けプロジェクタ。 フル10bit処理のIP変換回路やスケーラー、12bitデジタルガンマ補正機能に加え、色再現性向上技術「BrilliantColor」を搭載したTI製のDLPチップセット「DDP3020」を採用。画質の向上を図っている。 光学系も新開発のエンジンを採用。ズーム倍率は光学1.15倍(F2.4~2.6)で、新たに照明系と投映系で独立した絞りを持つ「電動デュアル・アイリス」を内蔵。リモコンで絞りの変更が可能で、高コントラスト/ミドル/高輝度の3モードの絞りが選択できる。 高コントラストモード時のコントラスト比は6,500:1。最高輝度は1,200ルーメン(高輝度モード)。カラーホイールは、RGBの3原色による「プライマリーカラーホイール」を5倍速駆動。「カラーブレーキング現象を、目視上確認できないレベルまで改善した」という。 赤/黄/緑/シアン/青/マゼンダの6つの系統色を調整できる色相調整や、彩度調整などのカラーマネージメント機能を搭載。入力端子はHDMI×1、コンポーネント(RCA)×2、アナログRGB/コンポーネント兼用×1(D-Sub15pin)、S映像×1、コンポジット×1、RS-232Cのコントロール端子なども装備する。 ランプ出力は275W、駆動音は30dB(エコモード)/33dB(標準モード)。消費電力は約310W~335W(待機時4W)。外形寸法は315×280×109mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4kg。リモコンが付属する。 ■ DT-100J
854×480ドット/0.53インチのDLPパネルを搭載したシアター向けDLPプロジェクタ。 レンズは光学1.15倍ズーム(F2.4~2.6)。コントラスト比は2,500:1、輝度は1,000ルーメン(明るさ優先モード)。カラーホイールは3原色の「プライマリーカラーホイール」を搭載する。 映像モードは標準/ナチュラル/ダイナミック/シネマ1/シネマ2の5モードを用意。色温度は5,500K~10,500Kの間から選択できる。台形補正機能も搭載する。ランプ出力は275W。 入力端子はコンポーネント/アナログRGB兼用(D-Sub15pin)×2、S映像×1、コンポジット×1、RS-232Cのコントロール端子を装備。2Wのスピーカーも内蔵している。 駆動音は30dB(エコモード時)/33dB(標準モード)。消費電力は約305~350W(待機時4W)。外形寸法は315×280×109mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.9kg。リモコンが付属する。
( 2006年4月20日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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