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イーケイジャパン、ハンダづけ不要のヘッドフォンアンプキット
-真空管を使用。スピーカーも駆動可能


4月26日先行発売

直販価格:29,800円


 株式会社イーケイジャパンは、真空管を使ったオーディオキットの新モデルとして、ステレオヘッドフォンアンプ「TG-5882」を発売する。店頭での販売時期は未定だが、同社のWebサイトにて4月26日から先行販売を行なう。価格は29,800円。

 「真空管サウンドを手軽に楽しむ」というコンセプトで企画されたキット。同社のキットではハンダづけ技術が必要なものもあるが、今回のTG-5882ではハンダづけ作業は不要。「特別な知識や経験が無くても、アフターファイブや休日の僅かな時間に気軽に楽しく組み立てられる」という。

 出力インピーダンスをLOW(4~20Ω)、MID(20~100Ω)、HIGH(100Ω~1kΩ)の3種類から選択可能。ポータブルプレーヤーなどと接続し、ヘッドフォンをドライブするほか、LOWモードでは小音量ながらスピーカーもドライブできるため、能率の良いスピーカーと組み合わせてプリメインアンプとしても利用できる。ただし、スピーカーターミナルは備えていない。

 真空管は5670Wを2本使用。回路構成はオール三極管で、出力段はA級シングル。豊かで艶のある音質を実現したという。定格入力は200mW(RL=6/32/600Ω時)。周波数特性は20Hz~50kHz。SN比は100dB。出力トランスと電源トランスにはオリエントコアを採用。カップリングコンデンサには無誘導構造のポリプロピレンフィルムコンデンサ、カソードバイパスには有機半導体コンデンサを採用している。

 ヘッドフォン出力としてLOWインピーダンス用ミニジャック、MIDインピーダンス用ミニジャック、LOW/MID/HIGHから選択可能な標準ジャックの3系統を用意。入力はRCAのピンジャックとスレオミニを用意。両方の端子に接続した際はミニジャック側が優先される。また、パワーアンプとの併用を考慮してRCAピンジャックのスルー出力も用意する。

 外形寸法は120×255×120mm(幅×奥行き×高さ)。重量は2kg。部品点数は86。ピンコードやプラスドライバー、六角レンチなどの工具も付属する。

□イーケイジャパンのホームページ
http://www.elekit.co.jp/
□製品情報のページ
http://www.elekit.co.jp/catalog/TG5882/

(2006年4月24日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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