河合楽器、ピアノの生録に特化したCDレコーダ －専用マイク同梱。リバーブ追加や1人連弾練習も

6月15日発売 標準価格：81,900円

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　グランドピアノやアップライトピアノに専用マイクを取り付けることで、手軽にスタジオ録音に迫る音質で演奏がCD化できるというレコーダ。自宅で自分の演奏を録音するだけでなく、ピアノの発表会で演奏者にCDを贈るなどの利用提案をしている。

　さらに、リバーブを付加したり、音質を調整する機能も搭載。ホール演奏のような録音が行なえるほか、弾き語りなどのボーカル録音、他の楽器とのアンサンブル録音、1人での連弾練習、別途ヘッドフォンやスピーカーと接続し、カラオケCDとの合奏なども行なえるという。

　本体サイズは18×22.5×16.2cm(幅×奥行き×高さ)のキューブ型で、重量は2.7kg。CD-R/RWドライブを内蔵しており、録音開始タイマー機能なども装備。ファイナライズやファイナライズ解除、CD-RWの楽曲削除なども行なえる。

　専用のピアノマイク2本を同梱しており、ピアノ本体の支柱(裏側にある強度部材)に取り付け、ピアノの響板に近い位置で集音。クリアな音で録音できるという。別売のロングマイクケーブルを併用し、ステージの袖からなど、離れた場所のピアノの音も録音できる。

　ピアノ本体への取り付けにはマジックテープのバンドを使用。ピアノを傷つけることなく、手軽に着脱できる。また、ピアノマイク入力以外にもライン入出力、ヘッドフォン端子も装備。マイクを接続し、ボーカルとピアノ伴奏の同時録音も可能。キーボードやピックアップ付きギターを接続してアンサンブル演奏も録音できる。

　CDプレーヤーとしても利用できるため、カラオケCDなどを再生しながら演奏。ヘッドフォンでカラオケの音と演奏中のピアノの音を同時に聴くといった使い方もできる。ただし、スピーカーは搭載していない。なお、演奏しながら録音するためのフットスイッチも用意する。

　リバーブは6種類を用意するほか、10種類のプリセット音質セッティング、ノイズゲート、アンチハウリング機能なども利用可能。ユーザー設定可能な3バンドイコライザも備えている。

　ディスプレイは16文字の2行表示で日本語表示にも対応。録音レベルインジケーターも備える。電源は専用のACアダプタ。ブランクのCD-RWメディアを同梱する。

□河合楽器のホームページ
http://www.kawai.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.kawai.co.jp/press/20060509.html

(2006年5月9日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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