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株式会社BCNは15日、全国のパソコン専門店、家電量販店計18社、2,191店舗のPOSデータ集計に基づいたランキングデータをもとに、地上デジタル放送への対応率の集計結果を発表した。調査の対象となったのはパソコン、薄型テレビ、HDD/DVDレコーダの3製品。対象期間は2005年5月から2006年4月までの1年間。 HDD/DVDレコーダの集計結果によると、2005年5月の段階での地上デジタル対応率は、販売数全体のうち5%だった。これが2006年4月には、9倍以上の45.8%にまで増加した。 液晶/プラズマなど薄型テレビの集計結果では、2005年5月の段階での対応率は液晶が52.5%、プラズマが80.5%。これが2006年4月には、液晶は約20%増の71.4%、プラズマは98.8%と、地上デジタルへの対応が急ピッチで進展しているのがわかる。 同様にパソコンでは、2005年5月の段階では、デスクトップPCが1.1%、ノートPCは0%だった。2006年4月の段階では、デスクトップPCは大幅に増加して6.8%、ノートPCは0.6%となった。 デスクトップPCの対応率が6倍以上に増加したのに対して、ノートPCでは未だに1%未満と格差が大きい。これについて同社では、特性と用途の違い、価格抑制機運などをその要因としている。
□BCNのホームページ ( 2006年5月15日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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