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米Microsoftは17日(現地時間)、メディアプレーヤーソフト「Windows Media Player」の次期バージョン「Windows Media Player 11 beta」(WMP11β)を公開した。ファイルサイズは22.9MB。対応OSはWindows XP SP2以降と、Windows XP Media Center Edition 2005 Update Rollup 2、Windows SXP Tablet PC Edition SP2。 なお、公開されているのは英語版のみで、ベータ版のため、サポートの対象外だが、編集部でインストールしたところ、日本語版のWindows XP SP2でも動作した。
WMP11βでは、大幅にインターフェイスを一新。スキップ/バックボタンや、新デザインの再生コントロール画面などを装備。クラシックスキンも選択可能となっている。また、WMP11βの公開にあわせてサービス開始したMTV Networksによる音楽サービス「URGE」をメニュー内に統合できる。ただし、17日現在、日本からのアクセスはできないようになっている。 楽曲検索画面やアルバムアートの表示方法も変更され、使い勝手を向上。アーティストごとにアルバムをまとめて表示する「Stacking」機能も備えた。プレイリスト作成機能も強化。さらに、音楽CDのリッピング機能も強化され、新たにWAVやWMA Pro形式でのリッピングに対応した。
同期機能も大幅に機能追加され、接続したデバイスの容量を確認し、容量にあわせて自動的にプレイリストを作成する「Shuffle Sync」、複数PCで同一デバイスの管理を可能にする「Guest Sync」も搭載。Nokia N91などの携帯電話連係機能も搭載した。 なお、同時に公開されたリリースノートでは、iriver H10やCreative ZENなどとの接続時に発生する現在確認されている情報も記されている。
□Microsoftのホームページ(英文) ( 2006年5月17日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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