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ソニーは17日、ディスプレイ用光学フィルムの開発など化成デバイス事業を行なうソニーケミカル株式会社と、磁気/光学ディスクなどを開発する記録メディア事業のソニー宮城株式会社を統合し、7月1日より新たに「ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社」を設立すると発表した。 統合の目的としては「記録メディアや化成デバイス領域において、統合した両社の開発リソースや技術を一体にすることで、更なる事業の拡大を目指す。特に液晶テレビのパネルに用いられる機能性フィルムなどの化成デバイス事業にリソースを集中し、ソニーの液晶テレビ向けのパネルモジュールや低温ポリシリコン液晶モジュールなどへの応用利用を拡大していく」とする。 なお、ソニーでは記録メディア事業と液晶テレビ用のパネルモジュール向けの化成デバイス事業の強化を目的に、ソニーグループの中でデバイス事業を統括する「コアコンポーネント事業グループ」内に5月1日より「ケミカルデバイス事業本部」を新設済み。今回設立される新会社は、この事業本部が主管する国内の基幹事業所となる。 □ソニーのホームページ ( 2006年5月17日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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