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ボーダフォン株式会社は、地上デジタルテレビ放送のワンセグ受信に対応する携帯電話「Vodafone 905SH」を5月27日より発売する。価格はオープンプライス。カラーバリエーションとしてブラック、ホワイト、アクアマリンの3色を用意する。 ワンセグ対応チューナ搭載のシャープ製3G端末。シャープの液晶テレビ「AQUOS」の技術を応用した2.6型モバイルASV液晶を搭載。解像度は400×240ドット、最大26万色表示に対応しており、視野角は上下左右160度。コントラスト比は300:1で、肌色をきれいに表示するという「色彩強調回路」を内蔵するほか、屋外で鮮やかな色を再現するための6色フィルターを備える。 携帯電話を開いた状態で液晶部分のみを90度回転可能な「サイクロイドスタイル」を採用。液晶のみを横向きにすることで、アスペクト比16:9のワイド放送でも全画面表示が行なえる。ワンセグ以外に地上アナログ放送やFMラジオの受信も可能。 miniSDカードスロットを搭載。カード上にワンセグ放送や地上アナログ放送の録画が可能。録画可能時間は、容量256MBのminiSDカードでワンセグの録画を行なった場合約80分、地上アナログ放送では約72分となる。ワンセグのデータ放送も録画可能。 録画した映像のコピーや転送、メール添付は行なえない。録画した映像は905SH上でのみ視聴が可能で、再生機能として、1.33倍の速度で再生できる「早見早聞再生」機能や、120倍の早送り/早戻し機能などを備える。 また、電子番組表アプリを利用した番組予約録画も可能で、予約録画を利用した場合の最大録画時間はminiSDカードの容量に関わらず4時間までとなる。 ワンセグの視聴可能時間はイヤフォン使用時で約4時間。地上アナログ放送の場合は約1時間30分。その他の機能として、テレビを見ながらでもメール受信したり電話の音声通話が行なえる。ただし、これらテレビ機能を利用するには携帯電話の契約が必要。そのため購入後に契約を解除したり、SIMカードを外している状態では、テレビ機能は利用できない。 3Dサラウンド対応のステレオスピーカーを搭載し、対応コンテンツの再生が可能。また、SD-Audio規格に準拠したセキュアAAC/MP3などの音楽再生にも対応する。
メインカメラとして202万画素のCCDカメラを備えており、最大1,224×1,632ドットの静止画撮影や、640×480ドットの音声付き動画撮影が可能。サブカメラは11万画素のCMOSカメラ。液晶背面にはモノクロ72×12ドットのサブ液晶を備える。また、テレビ電話の「TVコール」機能が横画面でも利用できる。 外形寸法は折りたたみ時で約49×105×27(幅×奥行き×高さ)、重量は約140g。連続通話時間は約3時間、待受時間は折りたたみ時で約15日間。 □ボーダフォンのホームページ ( 2006年5月18日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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