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株式会社デノンラボは、英ARCAMの新製品として、プリアンプ「FMJ C31」、CDプレーヤーの「FMJ CD36T」、「CD192T」の3モデルを6月上旬に発売する。価格は「FMJ C31」と「FMJ CD36T」がどちらも315,000円。「CD192T」が21万円。 現行モデルをブラッシュアップし、音楽表現能力を高めたという新モデル。同社の特徴であるシンプルな設計は踏襲されている。
■ FMJ C31 ARCAM初のセパレート型プリアンプ「FMJ C30」の後継モデル。シャーシに高級車にも採用されている振動防止用の特殊素材を使用。外部からの振動を遮断するほか、ノイズも低減したという。 入力感度は250mV、入力インピーダンスは10kΩ、S/N比は104dB。入力端子はRCA×8。録音用出力としてRCA×2、プリアウト端子はRCA×2、XLR×1。最大出力レベルは2.6V、最大出力インピーダンスは50Ω。 MM/MCフォノ回路も装備している。消費電力は20W。外形寸法は433×360×100mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は9.3kg。リモコンも付属している。
■ FMJ CD36T/CD192T FMJ CD36Tは、CD33Tの後継モデル。デジタル/アナログ回路を完全分離し、それぞれに独立したトロイダルトランスを配置。シャーシにはFMJ C31にも採用している振動防止用の特殊素材を使用。ノイズの混入も防いでいる。DACはWolfson製「WM8740」で4基搭載。192kHzのハイサンプリングもサポートする。 低価格モデルのCD192Tも、Wolfson製DAC「WM8740」を4基搭載。192kHzのハイサンプリングに対応する。外形寸法などの主な仕様はCD36Tと同じだが、シャーシの素材は異なっている。
□デノンラボのホームページ
(2006年5月24日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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