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ヤマハ、FireWire接続のモバイルオーディオI/F
-マイクプリ内蔵の上位モデル「GO46」など


GO46

8月発売

標準価格:オープンプライス


 ヤマハ株式会社は、FireWire接続のモバイルオーディオインターフェイス「GO46」、「GO44」の2モデルを8月より発売する。価格は共にオープンプライスで、店頭予想価格はGO46が4万円前後、GO44が3万円前後。

 FireWire(IEEE 1394)接続のオーディオインターフェイス。小型の筐体を採用し、練習スタジオでのボーカル/ギター録音から、コンサートのライブ録音、屋外のフィールドレコーディングなどの用途を想定している。

 両モデルの主な違いは入出力端子。GO46は、4in/6Outのマルチチャンネル入出力を備え、アナログ入力はフォーン/XLR兼用のコンボ端子を2系統装備。コンボ端子にはマイクプリアンプも内蔵しており、最大2本のマイクを接続可能となっている。前面にはゲイン設定用のダイヤルやボリュームを備える。

 また、GO46にはバランス入力に対応したTRSフォーン端子やMIDI入出力、光デジタル入出力を備えているほか、背面にインサート端子を装備。リバーブやコーラスなどのエフェクト、コンプレッサ、ゲートなどのマイク録音向けのエフェクタをインサート可能となっている。

GO44

 GO44は4in/4Outとなり、TRSフォーン入出力×2を装備。デジタル入出力は同軸デジタルとなる。デジタル出力はドルビーデジタル/DTSのスルー出力に対応する。

 いずれもアナログ入出力24bit/192kHz、デジタル入出力24bit/96kHzに対応。なお、24bit/192kHzでの録音時にはMIDI入出力が行なえない。電源はバスパワー駆動に対応。4pinのIEEE 1394接続時には付属のACアダプタが必要となる。

 オーディオドライバは、WDM/ASIO/Core Audioに対応。対応OSはWindows XPとMac OS X 10.3.6以降(GO46)/10.3.4以降(GO44)で、Intel CPU搭載のMacintoshに対応。また、シーケンスソフト「Cubase LE」や、ドラムパターン用のVSTインストゥルメント「Groove Agent SE」、サンプリングフレーズなどをMIDIデータで呼び出せるVST「HALion SE」などを同梱する。

 外形寸法/重量はGO46が212×160×48mm(幅×奥行き×高さ)/950g、165×119×37mm(幅×奥行き×高さ)/550g。FireWireケーブルやACアダプタなどが付属する。

【主な仕様】
GO46GO44
サンプリング周波数44.1/48/88.2/96/192kHz
(192kHzはアナログ入出力時のみ対応)
アナログ入力コンボ×2
TRSフォーン×2
TRSフォーン×2
インサートI/OTRSフォーン×2
(アンバランス)
-
アナログ出力TRSフォーン×4TRSフォーン×2
デジタル入出力1In/1Out
光デジタル
1In/1Out
同軸デジタル
MIDI端子1In/1Out1In/1Out
付属ケーブル利用
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
212×160×48mm165×119×37mm
重量950g550g

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/2006/06060601.html

( 2006年6月6日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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