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ソニーは、3LCD方式のデータプロジェクタの新製品、6モデルを6月24日より順次発売する。価格はオープンプライス。各モデルの店頭予想価格は以下の通り。
■モバイル向け軽量モデル「VPL-CX21/CS21」
「VPL-CX21」と「VPL-CS21」は薄型軽量のフラットデザインを採用するデータプロジェクタ。2005年7月に発売した「VPL-CX20/CS20」の後継モデルで、光学エンジンの改善や高開口率パネルの独自開発などにより輝度を2,100ルーメンに高めて、低価格化したモデルとなる。 2モデルの違いは液晶パネルのみで、CX21は0.63型、1,024×768ドットのパネルを搭載。CS21は0.63型、800×600ドットのパネルを備える。 どちらも筐体はアルミニウム製で、外形寸法は273×210×52mm(幅×奥行き×高さ)、重量が1.9kg。 「オートフォーカス付きアドバンストインテリジェントオートセットアップ」機能を搭載。電源をオンにするだけで、投影角度の調整、信号検出、縦方向の台形歪み補正、フォーカス調整などを自動で行なえる。電源をオフにした後も冷却ファンが自動で駆動して冷却するので、すぐに持ち運びが可能な「オフ&ゴー」機能も備える。 レンズは光学1.2倍(F1.6~F1.94)の電動ズームレンズを搭載、ランプ出力は165W。投写画面サイズは40型から300型に対応する。 入力端子はコンポジット、S映像、アナログ音声を含めたAVマルチ端子と、アナログRGB/コンポーネントの兼用端子(HD-Dsub15ピン)を備える。最大出力1Wのモノラルスピーカーを内蔵する。
■高輝度モデル「VPL-CX63/CX61」 「VPL-CX63」と「VPL-CX61」はどちらも高輝度が特徴のモデル。VPL-CX63は最大3,000ルーメンで、VPL-CX61は2,500ルーメンとなる。 輝度以外の仕様は共通で、液晶パネルは0.79型、1,024×768ドットパネル。ランプ出力は190Wで、1.2倍(F1.6~1.78)の電動ズームレンズを搭載する。投影画面サイズは300型まで。 入力端子はコンポジット、S映像、ステレオミニ音声、アナログRGB/コンポーネントの兼用端子(HD-Dsub15ピン)、アナログRGBを各1系統備える。出力端子はアナログRGBとステレオミニ音声。最大出力1Wのモノラルスピーカーも内蔵する。外形寸法は328×283.3×92.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.7kg。
■エントリーモデル「VPL-EX3/ES3」 「VPL-EX3」と「VPL-ES3」は店頭予想価格が14万/11万円前後のエントリーモデル。大型の操作ボタンを採用して、本体上部のコントロールパネルに配置する。また、投影する映像の種類に合わせたプリセットとして「ダイナミック」「ゲーム」「シネマ」など全6種類を備える。 2モデルの違いは液晶パネルと入力端子のみ。EX3は1,024×768ドットの0.63型パネルを搭載。ES3は800×600ドットの0.63型パネルを備える。 レンズは1.2倍(F1.6~F1.94)のズームレンズを搭載。フォーカスはマニュアルで投写画面サイズは40型から300型に対応。ランプ部は165Wで、輝度は2,000ルーメン。 EX3の入力端子はコンポジット、S映像、ステレオミニ音声、アナログRGB/コンポーネントの兼用端子(HD-Dsub15ピン)及び、アナログRGBを各1系統備える。ES3ではアナログRGBが省かれる。出力端子はアナログRGBとステレオミニ音声。最大出力1Wのモノラルスピーカーを内蔵する。外形寸法は308×252×98mm(幅×奥行き×高さ)、重量が2.9kg。
□ソニーのホームページ ( 2006年6月7日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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