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松下電器産業株式会社は、3CCDを搭載したSDムービーカメラ「SDR-S200」を7月8日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後。2GBのSDメモリーカードも付属する。
SDカードにMPEG-2形式で記録するムービーカメラ。新たに4GB以上の容量を実現する「SDHCカード」に対応。合わせて4GB SDHCカード「RP-SDR04GJ1K」も発売する。同社ではSDHC対応製品は業界初としている。 ボディカラーはシルバー。本体部は左右対称の操作体系を採用。グリップ感を高めるための着脱式「アシストグリップ」も付属する。 従来モデルの「SDR-S100/S300」と基本仕様は共通ながら、新たにSDHCカードをサポートするとともに、低価格化を図った。なお、従来モデルでのSDHC対応については、「現在のところ予定していない」という。 撮像素子には、1/6インチ総画素数80万画素CCDを3枚使用。有効画素は動画撮影時64万画素(4:3)/54万画素(16:9)、静止画撮影時71万画素(4:3)/54万画素(16:9)。最低照度は12ルクス(カラーナイトビューモード時1ルクス)。 動画記録解像度は704×480ドットで、録画モードはXP(約10Mbps)/SP(約5Mbps)/LP(約2.5Mbps)の3モードを用意。4GB SDHCメモリーカード利用時には、XPモードで最大50分の録画が可能となる。 レンズはライカディコマーレンズで、光学式手ブレ補正機能を内蔵した光学10倍ズーム(F1.8~2.8)。35mm判換算の焦点距離は、動画撮影時45.6~456mm(4:3)/46.7~467mm(16:9)、静止画撮影時43.4~434mm(4:3)/47.0~470mm(16:9)。電源ON/OFFに連動して開閉するオートレンズカバーも備えている。 高画質化エンジンとして独自の「クリスタルエンジン」を搭載。肌色部分にだけソフトフォーカスをかけ、シミやシワを隠す「美肌モード」や、暗いところでもカラー撮影できる「カラーナイトビュー」などを装備する。
静止画記録にも対応し、記録方式はJPEG。記録解像度は2,048×1,512/1,920×1,080/1,280×960/640×480ドット。ポップアップ式のフラッシュを備えるほか、1/2,000秒での高速シャッターや、テレマクロ機能などを搭載。また、Webカメラモードで、MotionJPEG(320×240ドット)での記録にも対応している。 SDカードに記録した動画や静止画は、VIERA/DIGAのSDカードスロットから再生したり、DIGAへのダビングに対応。操作系は左右どちらの手でも操作可能なユニバーサルデザインとし、撮影モードを簡単に選択できるモードダイヤルも備えている。 液晶モニターは、2.8型/21万画素。パソコンとはUSB 2.0で接続。PictBridgeにも対応している。PC用編集ソフトとして「MotionSD STUDIO 1.1J」(Windows 2000/XP対応)を同梱。カット編集や、タイトル作成のほか、エフェクト効果も適用できる。 付属バッテリ「VW-VBE10」利用時の撮影時間は、連続約1時間20分、間欠約45分の撮影が可能。外形寸法は49.9×81.3×99.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約247g(撮影時287g)。2GB SDカードのほか、ACアダプタやワイヤレスリモコン、アシストグリップなどが付属する。 オプションとして、1.4倍テレコンバージョンレンズ「VW-L3714M2」(15,750円)や、0.7倍ワイドコンバージョンレンズ「VW-LW3707M3」(15,750円)、バッテリパック「VW-VBE10」(7,875円)などが用意される。 □松下電器のホームページ ( 2006年6月8日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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