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松下電器、「VIERA Link」対応の2.1chスピーカー
-DVS採用でサラウンド再生。TVのリモコンで制御


7月20日発売

標準価格:オープンプライス


 松下電器産業株式会社は、HDMIケーブルを使って対応機器と連動できる「VIERA Link」(ビエラリンク)に対応した2.1chサラウンドシステム「SC-HT2000」を7月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は75,000円前後の見込み。

 独自の「VIERA Link」に対応し、同社の薄型テレビ「VIERA」(ビエラ)シリーズや、DVDレコーダ「DIGA」(ディーガ)シリーズの対応モデルと連携できるサラウンドシステム。HDMIケーブルに機器の制御信号も流すことで実現している機能で、VIERAのリモコンからSC-HT2000の電源ON/OFF、音声出力自動切換え、音量調整などが可能。

 また、SC-HT2000のリモコンから、VIERA/DIGAの電源をONにし、音声出力も自動に切り替えてDVDを再生する「ワンタッチシアター再生機能」も搭載。複数のリモコンを使い分けなければならない従来のAV機器の複雑さを軽減し、HDMIケーブル1本の接続で実現できるなど、簡便さが特徴となっている。

 システムは、アンプを内蔵したメインユニットと、トールボーイ型のフロントスピーカー、アクティブ・サブウーファで構成。「ドルビー・バーチャル・スピーカー(DVS)回路」を搭載しており、様々なソースを2.1chで、5.1chに迫るサラウンド再生ができるという。さらに、ドルビーヘッドフォン機能も利用できる。

 フロントスピーカーは2ウェイ2スピーカーのバスレフ型で、トールボーイタイプ。ウーファに6.5cm径のコーンユニットを、ツイータに6cm径のリングシェイプドドーム型を採用。再生周波数帯域は82Hz~50kHz(-16dB)、96Hz~45kHz(-10dB)。スタンドを含む外形寸法は269×269×1,100~1,350mm(幅×奥行き×高さ)で、高さ調整が可能。37V型~50V型まで、テレビのサイズ合わせたセッティングが行なえる。重量は約4.9kg。

 メインユニットには、フロント用80W×2ch(4Ω時)のアンプを内蔵。接続端子はHDMI入出力が各1系統、光デジタル入力が2系統、同軸デジタル入力が1系統。前面にアナログ音声入力も備えている。ユニットの外形寸法は430×385×105mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.8kg。

 サブウーファはバスレフ型。ユニットは16cm径のコーン。内蔵アンプの出力は140W(6Ω)。再生周波数帯域は31Hz~500Hz(-16dB)、38Hz~400Hz(-10dB)。外形寸法は182×266×392(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.7kg。

□松下電器のホームページ
(6月13日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://panasonic.co.jp/
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(2006年6月13日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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