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インテリアライフスタイル展にデザインAV機器が集結
-amadanaのコンポ。喜多俊之氏がAQUOSでシアター提案


会期:6月14日~16日

会場:東京ビッグサイト

入場料:1,000円(招待状持参で無料)


 国内外の家具や雑貨などを中心に展示する、国際的なライフスタイル提案型展覧会「インテリアライフスタイル展」が14日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は14日から16日まで。招待状持参で無料となるが、無い場合には別途入場料として1,000円が必要となる。主催はメサゴ・メッセフランクフルト株式会社。

 展示内容は家具や照明器具、デザイン家電や雑貨などが中心だが、今回はAV製品の展示をレポートする。


■ amadanaブランドの新製品が続々

 リアル・フリートが「美しい家電」をテーマに展開している「amadana」ブランドが今年も出展。既発売の製品から、年末にかけてのリリースを予定している新製品を展示している。

 2006年の秋~冬にかけてのリリースを予定しているAV製品は、AVアンプとDVD/CDプレーヤー、スピーカーの単品コンポ。amadanaブランドとしてはオーソドックスなデザインだが、プレーヤー/スピーカーともに、筐体に無垢のウォールナット材を採用したのが特徴。

 DVD/CDプレーヤーとAVアンプは、フロントパネルに照明を埋め込んであり、部屋を暗くすることでウォールナット材を暖かみのある色で照らし出すという。AVアンプはアナログ(RCA)入力を4系統備え、前面にステレオミニ入力も搭載。iPodなどと手軽に接続できるという。映像端子はD4入出力やコンポジット、S映像などを備えている。

amadanaブランドの単品コンポ。AVアンプ、DVD/CDプレーヤー、2ウェイスピーカーで構成される 筐体に無垢のウォールナット材を採用

 また、DVS(ドルビーバーチャルスピーカー回路)も内蔵。2chスピーカーでもサラウンド再生が行なえるという。DVD/CDプレーヤーはMP3/WMAを記録したCD-R/RWの再生もサポートする。AVアンプ/プレーヤーの外形寸法は450×360×70mm(幅×奥行き×高さ)で共通、スピーカーは180×200×240mm(同)で、15cm径ウーファと2.5cmツイータの2ウェイ。価格はいずれも未定。

 同ブランドでは、竹をあしらった耳掛け式イヤフォン「PE-117」も2005年6月にリリースしているが、新たにiPod用ケースと耳掛け式イヤフォンをセットにした製品も登場した。6月15日発売で、iPod nano用が18,900円、第5世代iPod用(30/60GB)が19,950円。イヤフォンと延長コード、iPodケース、イヤフォン収納ポーチ、イヤパッド、液晶保護フィルムをセットにしている。

 iPodケースにこだわっており、カラーはダークブラウンとベージュを用意。生後3カ月以内の子牛の革をクロコダイルエンボス加工している。原産国はイタリア。

iPod用ケースと耳掛け式イヤフォンをセットにして販売 イヤフォンはホワイトとブラックを用意

ケースに収納したままでもイヤフォンが接続でき、Dock端子も利用できる イヤフォンとケースをセットでパッケージ

 さらに、新ブランド「barouche」(バルーシュ)も発表。「21世紀の旅のツールをテーマにしたブランド」で、ホテル向けの家電製品として北米や欧州などで展開する予定。そのため、小売ルートでの販売は予定していないという。

 ブース内には製品化を予定しているモデルのモックアップを展示。キューブ型の小型スピーカーや、スロットインドライブ採用の小型DVDプレーヤー(175×175×50mm/幅×奥行き×高さ)など、計10品を展開。

baroucheブランド製品のモックアップ。旅のツールをテーマにしている baroucheブランドの展示ブース

□関連記事
【6月2日】リアルフリート、竹をあしらった耳掛け型イヤフォン
-「使い込むほどに、“味”となっていく」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050602/realf.htm
【2004年6月24日】インテリアライフスタイル展でamadanaブランドの新製品が発表
-ソファー型のサブウーファなども展示
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040624/interi.htm


■ 喜多俊之氏がホームシアターをデザイン

 マルイチセーリングのブースでは、インダストリアルデザイナーの喜多俊之氏がデザインしたホームシアター用の家具を展示。喜多氏は液晶テレビAQUOSシリーズのデザインも手掛けていることから、展示にはシャープが協力。AQUOSを取り入れたシアターシステムを提案している。

 アームチェアやソファ、サイドテーブル、TVボードなどをラインナップ。アームチェアとサイドテーブルが組み合わせて利用できることが特徴で、アームチェアの下部にサイドテーブルの足部を収納できるスペースを用意。足が邪魔にならないため、チェアに座ったまま、楽にサイドテーブルを近くまで引き寄せることができる。

アームチェア。下部にスペースが空いており、サイドテーブルを引き寄せることができる TVボード。背面の黒い大型ボードに薄型テレビを掛ける

 TVボードには、AVラックと一体化したL字型のモデルを用意。大型のボード部に液晶テレビを壁掛けの要領で装着。AVラックにDVDレコーダなどを収納できる。最上位モデルの「1760B」では65型程度の薄型テレビでも装着できるという。

 いずれも年内の発売を予定しており、アームチェアは張地のランクによって変わる。1人用のアームチェア「CS1-017」の場合186,000~387,300円、サイドテーブルは103,100円。TVボードの最上位モデル1760Bは610,100円。いずれも参考価格となっている。

□インテリアライフスタイル展のホームページ
http://www.interior-lifestyle.com/

(2006年6月14日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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