|
株式会社デノンコンシューマーマーケティングは、CDレシーバと2chスピーカーのセットにしたオーディオシステム「S-81」を7月下旬に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は8万円前後の見込み。
2005年8月に発売したシアターシステム「S-301」(24万円)のデザイン思想を継承したというオーディオシステム。ただし、S-301はDVD再生に対応しHDMI端子も備えていたが、S-81は音楽CDの再生のみ対応となっている。 CDレシーバとサテライトスピーカーで構成。音楽CDに加え、CD-R/RWに記録したMP3/WMAファイルの再生もサポート。さらに、フロントパネルに備えた専用端子に、付属の専用ケーブルを介してiPodを接続可能。iPod内の音楽をS-81から再生できる。 さらに、別売のiPod用コントロールDock「ASD-1R」(オープン/実売1万3,000円前後)を利用し、S-81の背面に備えたDockコントロール端子と接続することで、iPod内の映像ファイルをASD-1Rを経由して出力可能。S-81のリモコンでiPodを操作することもできる。 また、フロントパネルにミニジャック対応のアナログ音声入力も装備。iPod以外のプレーヤーとも手軽に接続できるという。FM/AMチューナは60局のプリセットに対応。タイマー機能も備えている。
CDレシーバ内蔵アンプはデジタルアンプで、最大出力は50W×2ch(4Ω)。光デジタル音声出力や、アナログ音声入力も備えている。外形寸法は380×265×97mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4.1kg。 スピーカーはヨーロッパのサウンドデザイナーと共同で開発。2ウェイ2スピーカーで、エンクロージャはバスレフ。ウーファは12cm径、ソフトドームツイータは2.5cm径。ウーファは新開発のD.D.L(DENON Double Layer)コーンを採用。広帯域に渡り、正確なピストン動作を実現すると共に、エッジの共振が再生特性に悪影響を及ぼさないよう、構造設計したという。
エンクロージャはスタンドを取り付けることで縦置きできるほか、横置きも可能。付属のブラケットを利用して壁掛けにも対応できる。インピーダンスは4Ω。外形寸法は150×190×269mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.1kg。
□デノンのホームページ
(2006年6月21日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|