|
株式会社ピクセラは、Macintosh用キャプチャ製品では初の2番組同時視聴/録画に対応するテレビキャプチャユニット「CaptyTV Universal」(PIX-TV300-PUM)を6月30日より発売する。価格はオープンプライスだが、直販価格は22,800円前後。対応OSはMac OS X10.3.9/10.4.1~10.4.6。 2台併用することで、2番組同時視聴/録画に対応するUSB 2.0接続のテレビキャプチャユニット。Mac用のキャプチャ製品では初めてとなる。最大2台までのPIX-TV300-PUMの接続が可能。3台以上の接続も行なえるが、同社ではサポートしない。 なお、同社直販サイトではPIX-TV300-PUMの発売を記念したキャンペーンを実施。100セット限定で、PIX-TV300-PUMの2台セットを39,800円で販売する。
富士通製ハードウェアエンコードチップを搭載。高画質化回路として、ゴーストリデューサ、3次元Y/C分離回路などを備える。対応フォーマットはMPEG-2で、ビットレートは2~15Mbps。なお、USB1.1接続時には最大4Mbpsまでしか利用できない。日立製のアナログチューナを内蔵する。 テレビの視聴/録画は、付属ソフトの「StationTV Mac Edition」を利用、Intel/PowerPCの両CPUベースのMacintoshに対応するUniversal版となる。画面内で2番組の同時視聴が行なえるほか、複数の録画済番組の同時再生も行なえる。音声はマウスの重なった映像の音声が出力される。 番組表は、iEPGダウンロード型ソフト「REC Station」をStationTV内に備える。1週間分のEPG情報をまとめてダウンロードしてHDD内に保存しておくため、ネットワークに接続していない場合でもダウンロードした分の番組情報の閲覧や番組予約が行なえる。また、予約録画を行なう場合、録画開始直前に再度EPG情報をチェック。最新の番組情報を取得して、録画済番組のメタデータとして利用する。 録画済み番組を管理するライブラリ機能では、番組の並び順を番組名順や録画時間順など、ユーザーがカスタマイズできるインターフェイスを採用。また、録画時に保存したメタデータを利用した番組検索機能なども備えており、番組の検索性を向上する工夫が施されている。
ソフトウェアは、「スマートレンダリング」機能を備える編集ソフト「Capty MPEG Edit EX」、シンプル操作のオーサリングソフト「mono DVD」のほか、iPodやPSP上で再生可能なMPEG-4ファイルへの変換ソフト「mono Converter」が付属する。なお、StationTV以外の付属ソフトは、Intel CPUベースのMac上でも動作するが、全てPowerPC版となる。Universal版へのアップデートについては未定。 本体の外形寸法は23×109×104mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約178g。リモコンは別売オプションで対応する。 同社の既存のMac用キャプチャ製品を今回のStationTV上で利用することはできない。今後の対応について同社では「現時点では未定だが、ドライバをアップデートすることで対応は可能。市場の動向を見て検討していく」としている。 □ピクセラのホームページ ( 2006年6月22日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|