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株式会社オン・デマンド・ティービーは、同社のVODサービスにおいて、H.264形式のハイビジョン映像と5.1ch音声を配信する「オンデマンドTV ハイビジョン」を7月3日より本格スタートしたと発表した。サービス自体は3月に発表。4月15日からは100人のユーザーを対象に、先行サービスを提供していた。 同サービスは、H.264形式で1080iのHD映像(7~10Mbps)とAACの5.1ch音声でコンテンツを配信するというもの。対象は従来サービスと同様に、NTT東西の光ファイバーサービス「フレッツ」ユーザーで、受信にはハイビジョン対応の新しい専用STBを使用する。STBの価格は31,500円で買い取りのみ。 特別なプランなどに入る必要はなく、従来から提供している月額2,100円で約4,500本VOD作品(SDコンテンツ)が見られる「みほうだいプラン」で、新たにスタートするハイビジョン番組も視聴できる。 ハイビジョンのコンテンツラインナップとして「LOST シーズン1」や「天保十二年のシェイクスピア」、「ドッグヴィル」、「チョコレート」、「ベリー・バッド・ウェディング」、「安めぐみ:CLOSE UP」などを予定。2006年度末に、約500本のHDコンテンツを用意するという。
なお、新型STBは従来のMPEG-2コンテンツのデコードにも対応。ハードウェアはバッファローが開発。GUIはスクウェア・エニックスが手掛けている。映像出力はD4、コンポジットが各1系統、音声は光デジタル音声とアナログ音声を各1系統用意する。
□オン・デマンド・ティービーのホームページ
(2006年7月3日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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