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ウィルコム、新端末“W-ZERO3[es]”で、ワンセグ対応へ
-専用ワンセグチューナをピクセラが開発。年内目標


7月27日発売(W-ZERO3[es])

標準価格:オープンプライス


 株式会社ウィルコムは、キーボード搭載のPHS端末「W-ZERO3[es]」(WS007SH)を7月27日より発売する。ウィルコムの直販サイト「WILLCOM STORE」価格は新規で29,800円(年間契約)/33,800円(年間契約なし)、カード型通信モジュール「W-SIM」なしで、36,800円。

 端末の発表にあわせて新搭載のUSBホスト機能を利用したワンセグチューナの開発を表明。W-ZERO3[es]をワンセグ対応端末として利用できる。価格や発売日は未定だが、年内の発売を目標としているという。

通話時などは縦位置で利用。ブラックとホワイトの2色を用意する

スライド式のキーボードを装備

 W-SIMを利用するシャープ製PHS端末で、ブラック/ホワイトの2色を用意。新たに2.8型/480×640ドットのモバイルASV液晶を搭載する。通常の携帯電話風の入力に加え、QWERTY配列のスライド式キーボードを備えており、日本語入力用にATOKを内蔵した横長のキーボード付き端末としても利用可能。OSは従来のW-ZERO3シリーズと同じく、Windows Mobile 5.0を搭載する。

 新たにUSBホスト端子を搭載し、オプションの活用により、さまざまな機能拡張が可能。具体的にはワンセグチューナを開発中で、W-ZERO3[es]の背面に装着し、スタンドとしてデスクにおいて活用できるという。ワンセグユニットの開発はピクセラが担当し、同社のシリコンチューナ技術や高密度設計技術を生かし、87×45.5×8mmと、W-ZERO3[es]にデザインマッチするサイズを実現している。

 そのほか、Bluetoothモジュールや、無線LAN、モバイルプリンター、プレゼンテーション機器なども開発中としている。

発表会場に展示された開発中のワンセグチューナ。W-ZERO3[es]の背面に装着する 縦位置での番組視聴にも対応する

ワンセグチューナのデザインイメージ W-ZERO3[es]とワンセグの利用イメージ

 ブラウザにはOpera Mobileをプリインストールし、Flash 7.0の表示にも対応する。約131万画素のデジタルカメラも内蔵している。プロセッサは、Intel PXA270 416MHz。128MBのフラッシュメモリ(ユーザーエリア60MB)や64MB SDRAMなどを内蔵する。mini SDカードスロットも装備する。

 バッテリはリチウムイオンで連続通話時間は約7時間、連続待ち受け時間は約500時間(電波状態ランプ消灯時)。外形寸法は約56×135×21mm(幅×高さ×厚み)、重量は約175g。

□ウィルコムのホームページ
http://www.willcom-inc.com/ja/index.html
□ニュースリリース
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2006/07/04/index.html
□製品情報
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/ws/007sh/index.html
□ピクセラのホームページ
http://www.pixela.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.pixela.co.jp/ir/lu7a6t0000000fa9-att/ir_20060704.pdf
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060518/lfree.htm

( 2006年7月4日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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