レクスト、ケーブル/AV機器用制振アクセサリ「DRESS」 －各3,675円。焼物ベースで「ぬくもりのある音に」

左が「DRESS-CUBIC」、右が「DRESS-SQUARE」

7月末発売 標準価格：各3,675円

　レクストは、スピーカーやリスニングルームの壁などに貼り付けることで、不要な振動や響きを取り除き、再生音や室内音響特性を改善するというアクセサリ「レゾナンス・チップ」を開発・販売しているメーカー。

　DRESSシリーズでは、センター音像にフォーカスを合わせつつ、エコー成分などはソフトフォーカスにすることで、柔らかな音像に変化させることが特徴。「Hi-Fi傾向の音質変化ではなく、どこか懐かしく、ぬくもりを感じさせるような音楽再現を目指した」としており、'60年代後半～'70年代に録音されたソフトと相性が良いという。

　いずれも専用の土と、国内産の高純度天然石を数十種類ブレンドした特殊釉薬(ゆうやく:焼物の上薬)からなる焼物。そのままでも優れた振動特性を持つというが、大きさや形状、土と釉薬のバランスを取ることで、音楽に最適な振動制御ができるよう設計したという。

　CUBICはコの字型で、RCAケーブルや電源ケーブル、デジタルケーブルなど、様々なケーブルの下に、支えるようにして設置。ケーブルの振動を制御する。外形寸法は約33.5×20×26mm(幅×奥行き×高さ)で、開口部は15×18mm(幅×高さ)。重量は約27g。

　SQUAREはプレーヤーやアンプなどの天板に設置することで、機器が発する振動を制御できる。外形寸法は94×94×10mm(縦×横×厚さ)で、重量は約200g。どちらのモデルにも、焼物との音質的な相性を吟味した、専用の粘着シールが付属する。

□レクストのホームページ
http://www.reqst.com/
□製品情報のページ
http://www.reqst.com/dress.html

(2006年7月7日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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