テレビポータルサービス、設立に伴い人事決定 －松下、ソニーら6社による共同出資

　7月7日に設立されたテレビポータルサービス株式会社は同日に、役員人事を発表した。代表取締役社長に大野誠一氏、代表取締役副社長には久松龍一郎氏が就任した。

　テレビポータルサービスは松下電器(出資比率35%)、So-net(同25%)、ソニー(同10%)、シャープ(同10%)、東芝(同10%)、日立(同10%)の6社共同出資により設立された事業会社で、資本金(資本準備金)は10億円。主な事業目的としては、ブロードバンド対応のデジタルテレビ向けのポータルサービスの提供で、国内外のメーカーの機器が共通で利用できるオープンなテレビポータルサービスの提供を目指すとしている。

　2006年2月に結成した「DTVポータル検討ワーキンググループ(DTP-WG)」以来ポータルサービスについての検討は続いており、ポータルサービスを提供する新会社の設立については6月5日に決定していた。

　同社では「VODなどの映像配信サービスや、生活情報サービスなどを提供し、利用者が安心・安全・便利に利用できるテレビ向けポータルサービスを、ブロードバンド時代におけるテレビの新しい楽しみ方を提案していきたい」としている。

□テレビポータルサービスのホームページ
http://www.tvps.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.tvps.jp/release/2006/release20060707_1.pdf
【6月5日】家電大手5社とSo-net、TV向けポータル会社を共同設立
－松下、ソニー、東芝、日立、シャープが参加
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060605/dtv.htm
【2月3日】家電大手5社がデジタルテレビ向けポータルを共同検討
－松下、ソニー、東芝、日立、シャープがWGを設立
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060203/dtv.htm

( 2006年7月7日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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