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株式会社ブロッコリーは13日、同社の人気コンテンツ「ギャラクシーエンジェル」(G.A.)の今後の展開について説明を行なう発表会イベント「Project G.A. 次期戦略発表会」を、東京・秋葉原のアソビットシティで開催。ゲームソフトの続編情報や、今秋以降の放送が予定されているテレビアニメ版の続報などが明らかになった。 ゲームからアニメ、コミック、小説、ラジオへと、多彩なメディアミックス展開を進めている「ギャラクシーエンジェル」。これまでは、ロストテクノロジーによって生み出された紋章機「エンブレムフレーム」と呼ばれる宇宙船を操る少女達「ムーンエンジェル隊」を中心に物語が展開していたが、6月22日に発売されたPS2用ゲーム「ギャラクシーエンジェルII 絶対領域の扉」では、主人公をルーンエンジェル隊へとメンバーを一新した。`
発表会では、ゲーム「ギャラクシーエンジェルII」の続編が計画されていることや、さらにその続編予定されており、全3部作になっていることが明らかにされた。さらに、ゲームの第2弾では新キャラクターも追加されるとのこと。なお、ゲーム版の詳細については僚紙GAME Watchにてレポートを掲載している。
■ 「アニメ版はシナリオの段階から面白い」
新アニメシリーズ「ギャラクシーエンジェルII」(仮)については3月に行なわれた「Project G.A. サミット 2006」にて、今秋以降の放送を予定していることや、制作スタジオがこれまでのマッドハウスからサテライトに変更されたこと、音楽は引き続きランティスが担当することなどが明らかになっている。
進捗状況についてブロッコリーの木谷高明会長は、「アニメのシナリオを既に何本か読ませてもらっている。アニメは演出などによって大きく変わるので、今までシナリオだけを読んで面白かったことがなかった。しかし、今回の新アニメについては別。シナリオだけで大笑いしてしまった」という。 G.A.のアニメ版と言えば、SF設定そっちのけで学園物や戦隊モノがスタートするなど、ストーリーやキャラクターが暴走状態にあり、それが魅力ともなっていた。新シリーズの詳しい内容は不明だが、今回も「大笑いできるアニメ」になることは間違いなさそうだ。 それ以外の要素について木谷会長は、「数人が脚本を担当しているので、それぞれに特徴がある。前作を踏襲したようなギャグものから、ゲームの物語に近いもの、感動的なものなど、各話で様々なパターンが楽しめるだろう」と予測した。
また、前テレビアニメシリーズは、ゲームの発売より前に放送がスタートしたこともあり、ゲーム版とアニメ版でキャラクターの性格に違いが生じてしまった面もあった。この点について木谷会長は「シナリオを担当してくれている人達は、本当にギャラクシーエンジェルIIのゲーム版と、そこに登場するキャラクター達のことをわかってくれている。それゆえ、今回のテレビアニメ版は前シリーズよりも、ゲーム版との違いが少ない。アニメを観た人がゲームをプレイしても、ゲームからアニメに入った人も、違和感なく楽しめるはず」と説明した。
なお、ギャラクシーエンジェルIIのメンバーは、ランティスのネットラジオにてラジオ番組「ギャラクシーエンジェル ラジオ ピャパプピーペンピェぷ~ん」を配信中だが、ゲーム版の発売にともない、聴取数も増加。同ページ内で現在第2位だという。木谷会長は「同じページで配信している某番組を抜いて1位を目指したい。アニメでも、その某番組に続く話題作にしていきたい」と期待を語った(某番組とは“涼宮ハルヒの憂鬱”だと思われる)。
■ 舞台のDVD化やディナーショーなど そのほかにも、2005年12月に行なわれたミュージカル「ギャラクシーエンジェル Re-MIX」がDVD化されることも明らかになった。発売日は8月11日。
また、ミュージカル関連ではディナーショウの開催も決定。2006年12月30/31日の計3回公演がホテルで行なわれ、ミュージカル・メンバーによる歌や芝居をディナーとともに楽しめる内容になるという。価格は1人3万円程度を予定。木谷会長は「もちろんジュースとサンドイッチというレベルではなく、食事の方もこだわる。お土産なども用意する予定なので期待して欲しい」という。
ほかにも、10月1日にヴェルファーレにて、ルーンエンジェル隊によるセカンドコンサートが行なわれることや、7月22日、23日に名古屋国際会議場にて行なわれる「名古屋カード&キャラクターショー」にてステージイベントを行なうこと、8月19/20日に幕張メッセで行なわれる「キャラホビ2006」でもイベントを行なうことが明らかにされた。
□ブロッコリーのホームページ
(2006年7月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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