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ソニック・ソルーションズは19日、ダウンロード型VODサイトの米Movielinkと協力し、ダウンロードした映画タイトルを、家庭用のプレーヤーで再生可能なMPEG-2でDVDに書き込める技術「DVD-on-Demand」のライセンス供与を行なうと発表した。 ライセンス契約により、Movielinkで配信される映像を、ソニックのソフトでDVDに書き込み、一般的なDVDプレーヤーで再生が可能になるという。ソニックは、DVD再生ソフト「CinePlayer」などを始めとするソフトにMovielinkとの連携機能を搭載する。 Movielinkにライセンスされる技術は、ソニックが開発した書き込みエンジン用の新モジュール「AuthorScript DVD on Demand」。ダウンロード配信後にコンテンツを安全にエクスポートするためのDRMゲートウェイや、ダウンロード中の映像をDVD用MPEG-2に変換するコーデック、ビデオをインタラクティブなDVDに変換する自動DVDフォーマッティングツール、DVD書き込み時にコピープロテクトを適用できるXMPA(Extensible Media Protection Architecture)が含まれる。 Movielinkは、MGMやParamount、SPE、Universal、Warnerの合弁会社であるMovielink, LLCが運営。CEOのJim Ramo氏は「Movielinkの映画を安全にダウンロードして、市場に出回っているDVDプレーヤーと互換性があるフォーマットに変換するためのルール確立に対する業界の決断に期待する」とコメントしている。 □ソニック・ソルーションズのホームページ ( 2006年7月19日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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