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社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は21日、2006年6月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。DVDビデオが3ヵ月ぶりのマイナスとなったが、PDPや液晶テレビが引き続き好調で、出荷金額は前年同月比108.5%、11ヵ月連続増の2,300億円となった。
映像機器の国内出荷金額は前年同月比113.6%、11ヵ月連続増加の1,427億円。音声関連機器の国内出荷金額は同95.4%、157億円で前月に引き続きマイナス。 カラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)は、前年同月比104.8%、66万1,000台で2ヵ月連続増。CRT、液晶、PDPの台数構成比は19.7%、68.9%、11.5%。PDPの割合が初めて1割を超えた。 液晶は10型以上の出荷台数が44万2,000台、前年同月比142.5%と引き続き好調。また、30型以上も23万7,000台、同202.7%と大幅増。 PDPの出荷台数は7万6,000台、同210%で11ヵ月連続の2桁増。うち37型以下がPDP全体の5割以上を占める。 DVDビデオは44万1,000台、前年同月比74.2%と3ヵ月ぶりのマイナス。DVD録再機が同72.2%の26万2,000台、そのうち9割を占めるHDD内蔵型も23万4,000台、同77.7%といずれも好調だった4、5月の反動からマイナスに転じている。再生機についても前年同月比77.2%と2ヵ月連続のマイナスとなった。 ビデオカメラは7万6,000台、前年同月比76.3%でマイナスに転じた。 デジタルオーディオプレーヤーは42万9,000台。そのうち9割の38万7,000台がフラッシュメモリ搭載型。 カーナビは40万4,000台、前年同月比96.9%で7ヵ月ぶりのマイナス。HDDタイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は49.1%、49.7%。また、ETC車載ユニットは46万5,000台、前年同月比122.7%で3ヵ月連続のプラスとなった。 そのほか、2006年1~6月の合計出荷金額も合わせて発表。民生用電子機器の合計金額は1兆2,355億円で前年同月比111.4%。映像機器の合計は7,684億円、同115.9%。音声機器は1,018億円、同102.5%で、’99年同期以来のプラスとなった。
□JEITAのホームページ ( 2006年7月24日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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