パイオニア、ハイビジョン「スグレコ」をアップデート －HDMIで緑線が出る問題などを改善

DVR-DT100

　パイオニア株式会社は26日、ハイビジョンレコーダ「スグレコ」の3モデルを対象にした最新ファームウェアを公開した。ファームは放送波を利用して提供されるほか、同社のページからダウンロードし、ユーザーがアップデートすることもできる。

　対象モデルは「DVR-DT100」、「DVR-DT90」、「DVR-RT70」の3モデル。最新ファームのバージョンは1.90。同バージョンでは、パソコンや携帯電話から予約した際、機能が正しく働かない不具合が修正される。また、デジタル音声出力をAACに設定した際、デジタル放送のデジタル音声が出力されない問題も修正される。

　そのほかのアップデート内容は以下の通り。

• HDMI接続で画面端に緑線が表示される不具合を改善
• HDMI/D端子接続機器との相性問題改善
• TS記録したタイトルの部分消去機能の安定性向上
• ダビング機能の安定性向上
• 地上デジタル放送の番組表データ取得性能改善
• デジタル放送の予約録画(番組追従)で、イベントリレー終了後に予約録画が停止しない問題を修正
• その他の性能改善など

　また、同ページにはファームウェアも用意。ファイルサイズは約20.7MBで、CD-R/RWにライティングし、レコーダに読み込ませることでユーザーがアップデートできる。ほかにもレコーダのネットワーク機能を使ったアップデートも可能。アップデートディスクの無償提供も7月27日から9月3日まで、同社のページにて受け付けている。

　【専用フリーダイヤル】
　　Tel.0120-977-015
　　　受付時間:月～金 9:30～18:00
　　　　　　　　 　土・日・祝日 9:30～12:00/13:00～17:00
　　　　　　　　　 (8月13/15日は休業日)

□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□不具合の告知/ファームダウンロードページ
http://pioneer.jp/support/download/dvd/dt100-90-70_vu/index.html
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060314/pio1.htm

(2006年7月26日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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