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松下、DVD関連の特許侵害で台湾CMCを提訴
-ディスク構造や保護膜材料など3件


7月27日発表


 松下電器産業株式会社は27日、同社が保有するDVD関連の特許を侵害されたとして、台湾CMC Magnetics(CMC)と、その米国関係会社をカリフォルニア州北部連邦地方裁判所に提訴したと発表した。

 これは、CMCが製造しているDVDが、松下電器が保有するDVDディスクの構造に関する特許と、記録データの処理に関する特許、保護膜材料に関する特許の計3件を侵害したというもの。

 松下電器では不当使用に基づく損害賠償請求と、故意侵害に基づく懲罰的賠償の請求、そしてCMCが製造するDVDメディアの販売差し止めを求めている。

 経緯について松下電器は「2003年秋からDVD6C(DVDフォーマットのライセンスエージェンシー)を経由し、CMCとライセンスの交渉を行なってきた。また、2004年秋からはCMCと直接ライセンスの交渉も誠意を持って進めていた。しかし、これらの話し合いの中で、松下が所有する特許について正当な評価が得られなかったため、提訴となった」と説明。「CMCが特許侵害を認識し、松下の知的財産を尊重していただくことを期待する」とコメントしている。

□松下電器産業のホームページ
(7月27日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://panasonic.co.jp/

(2006年7月27日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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