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シャープ、50/40型液晶向けの亀山第2工場を8月稼働開始
-9月には新工場製パネル採用の大型液晶テレビを生産


8月1日発表


シャープ亀山工場。左:第1工場、右:第2工場(完成予想)

 シャープ株式会社は、第8世代のマザーガラスを利用した液晶パネル新工場「シャープ亀山第2工場」を8月より稼働開始、同工場の液晶パネルを利用した大型液晶テレビを9月より生産開始する。

 従来、亀山第2工場の稼働は2006年10月と予告されていたが、約2カ月前倒しされた。第2工場では、第8世代マザーガラス(基盤サイズ2,160×2,460mm)を採用し、40型クラスで8面取り、50型クラスで6面取りが可能。新しい生産プロセスや、工場内高密度レイアウト設計の導入により、生産リードタイムを従来比で半減可能とし、45型換算で第1工場と比較して2倍の投資生産性を実現したという。

 液晶モジュールの主要部材についても、部材メーカーと設計段階から新規開発を進め、性能の向上とコスト競争力を強化。さらに、大規模地震の衝撃を吸収する“制震ダンパー”の導入や、落雷など瞬間的な電圧低下による生産設備への影響を防止するシステムなどの導入などで、自然災害の影響を最小限とし、「24時間安定した生産体制を構築している」という。

 マザーガラスの投入能力は15,000枚/月で、2007年3月には第2期生産ラインの導入により、30,000枚/月に増強予定。

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/060801-b.html
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( 2006年8月1日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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