ティアック、約25万円のタンノイ製スーパーツイータ －100kHzまで再生可能。ブラックアッシュ仕上げ

8月上旬発売 標準価格：252,000円(ペア)

　ST-100(Universal)の後継となるハイパスフィルタを備えたスーパーツイータ。ST-100のカットオフ周波数は18/20/22kHzだったが、ST-100Bでは14/16/18kHzと、既発売のST-200(Prestige)と同仕様に変更。音圧レベル設定をより低い87dBからの5段階(2dBステップ)とすることで、より多くのスピーカーシステムと組み合わせられるようになったという。

　振動板には、独自の24K蒸着チタニウムドーム振動板を採用。サイズは25mm径でネオジウム・マグネットを搭載、自然な倍音成分が再生できるという。再生周波数特性はカットオフ周波数から100kHzまで。前述の音圧レベルは87/89/91/93/95dBから、ハイカレンスイッチ・ロックアップ切り替え式で選択できる。

　エンクロージャは肉厚のアッシュ無垢材から削り出しで、仕上げはブラック。内部配線には5N純度のシルバー単線を使用。コンデンサや抵抗は、音質の良い高周波用のものを採用した。アース端子も備えており、電波障害や情報欠落による音質劣化を防いでいる。

　アース端子やスピーカー端子には金メッキが施されている。また、チルト機能も備えており、スピーカーの高さやリスニングポイントに合わせて、垂直方向にアングルを調整できる。入力インピーダンスは8Ω。3点支持ベースを含めた外形寸法と重量は150×162×100mm(幅×奥行き×高さ)、1.2kg。

□ティアック エソテリック カンパニーのホームページ
http://www.teac.co.jp/av/
□製品情報のページ
http://www.teac.co.jp/av/import/tannoy/st100b/index.html

(2006年8月1日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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