IMJ、iPod用ビデオレコーダとスピーカーの発売を延期 －生産の遅れにより、8月中旬発売に

iLuv-i180WHTは、接続したiPodに直接録画可能

　株式会社IMJは2日、第5世代iPodに直接録画が行なえるレコーダ「iLuv-i180WHT」と、iPod用スピーカー3製品の発売日を、8月中旬に延期すると発表した。

　発表時には、いずれの製品も8月上旬発売としており、同時オープン予定としていたオンライン販売サイトについても8月中旬オープンに延期となる。同社では、延期の理由を「生産の遅延」としており、正式な発売日は同社サイトで改めて発表するという。

　iLuv-i180WHTは、Dockコネクタで接続したビデオiPodの内蔵HDDに直接録画するレコーダ。チューナや液晶ディスプレイは搭載しない。録画フォーマットはMPEG-4 SP。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,800円前後の見込み。

　録画操作などは、上面に備える「録画開始/停止」ボタンと、終了時間を手動で設定する「TIMER」ボタンで行なう。また、ビデオ信号が入ると同時に録画を開始するスタンバイ録画も可能。スタンバイから録画を開始した場合には、信号が消失すると録画も自動で終了する。

　画質設定などはiLuv-i180WHT本体上では行なえず、PC用の専用ソフト「i180Setup」を使用する。対応OSはWindows 2000/XP。「i180Setup」では、録画で利用するiPodのHDD容量、録画時にファイル名の先頭に付く文字設定、iPodのHDD容量が少なくなった時に、古い録画ファイルを自動で削除する自動削除設定などが可能。

　ポータブルスピーカーの「iLuv-i177」はアラーム機能を搭載。本体正面には液晶ディスプレイを備える。アラーム機能を備えており、デフォルト設定の電子音や、内蔵AM/FMのほか、iPod内の音楽をアラーム音として利用できる。対応iPodは、第3～5世代iPodのほか、iPod nano/mini/shuffle。店頭予想価格は14,800円前後の見込み。

　「iLuv-i552」は、取っ手の付いたデザインを採用する持ち運び可能なポータブルスピーカー。ACアダプタだけでなく、単2電池×8でも動作するのが特徴。対応iPodは、第3～5世代iPodなどiLuv-i177と同じモデル。時計や、AM/FMチューナも内蔵。店頭予想価格は16,800円前後の見込み。

　「iLuv-i188」は4つのユニットを内蔵するコンパクトスピーカー。スピーカー部の出力は3W×4ch。対応iPodは、第3～5世代iPodのほか、iPod nano/mini。DockコネクタでiPodと接続できるが、DockコネクタからのiPod音声出力は行なえず、3.5mmステレオミニ入力を使用する。店頭予想価格は6,980円前後の見込み。

時計、AM/FMラジオ、アラーム機能を備えるスピーカー「iLuv-i177」	取っ手が付いた「iLuv-i552」	PCとDock接続が可能な「iLuv-i188」

□IMJのホームページ
http://iLuv.jp
□製品情報(iLuv-i180WHT)
http://iluv.jp/products/pdt_view.php?pdtcode=i180wht
□製品情報(スピーカー)
http://iluv.jp/products/products_list.php?pcode=pcode2
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－実売19,800円、チューナ非搭載で外部入力のみ対応
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060704/imj2.htm

( 2006年8月2日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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