◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
シャープ、「ファミリンク」対応のハイビジョンレコーダ
-1チューナモデルでもTVのチューナを併用してHD W録画


9月1日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 シャープ株式会社は、HDMI/i.LINK接続で液晶テレビAQUOSと連携できる、AQUOSハイビジョンレコーダ4機種を9月1日から順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。各モデルも主な仕様、店頭予想価格は下表の通り。

型番 DV-ACW38 DV-AC34 DV-AC32 DV-ACV32
チューナ 地上/BS/CS110度
デジタル×2
地上アナログ×1
地上/BS/CS110度デジタル×1
地上アナログ×1
HDD 800GB 400GB 250GB 250GB
VHS -
発売日 9月1日 9月15日 10月20日
店頭予想価格 19万円前後 12万円前後 10万円前後 13万円前後

DV-ACW38 DV-AC34 DV-AC32

 ACW38は800GB、AC34は400GB、AC32は250GBのHDDを搭載。ACV32は250GB HDDとVHSデッキも内蔵した3 in 1タイプで、各メディア間でのダビングも手軽に行なえる。チューナはACW38のみ地上/BS/110度CSデジタルチューナを2基、アナログチューナを1基搭載。そのほかのモデルはデジタルチューナと地上アナログチューナを各1基備えている。

 全モデル共通の特徴は、液晶テレビAQUOSと連携できる「AQUOSファミリンク」に対応したこと。同日発表の液晶AQUOS Gシリーズなど、ファミリンク対応モデルとHDMI接続すると、テレビのリモコンで録画ボタンを押すだけで、自動的にレコーダが起動。見ているチャンネルを業界最速の約3秒(一発起動モード時)で録画開始するなどの連携を実現した。

 ファミリンク機能は、切り替えスイッチでテレビとレコーダの両方が操作できる専用の「ファミリモコン」で利用する。同リモコンの「リスト」ボタンを押すだけでテレビの入力がレコーダ(HDMI)に切り替わり、レコーダが自動起動。録画コンテンツの一覧が表示される。さらに、液晶AQUOSのEPGからHDMI経由で、レコーダの録画予約を設定することも可能。

付属のファミリモコン 右上のスイッチでレコーダ/テレビの操作を切り替える 液晶AQUOSも、AQUOSレコーダもファミリモコン1台で操作可能に

レコーダを一発起動モードでスタンバイさせておけば、約3秒でテレビで視聴中の番組が録画開始できる テレビのEPGからHDMI経由でレコーダへ録画予約を送る テレビ画面のOSDメニューからHDMI接続したレコーダの操作もできる

DV-AC34/AC32/ACV32の3モデルは、テレビとi.LINK接続することでデジタル放送の2番組同時録画が可能に。ただし、DV-ACW38で3番組同時録画はできない

 こうした操作面の連携だけでなく、デジタルチューナを1基のみ搭載しているDV-AC34/AC32/ACV32の3モデルでは、ファミリンク対応の液晶テレビとi.LINK接続すると、液晶AQUOS側のデジタルチューナを利用し、レコーダのHDDにHD番組のTS録画が可能。レコーダのデジタルチューナと併用することで、ハイビジョン放送の2番組同時録画が可能となる。なお、レコーダにデジタル・ダブルチューナを搭載するDV-ACW38では、同機能は利用できない。

 また、DV-ACW38では、i.LINK(TS)入出力を使ったD-VHSとのダビングに対応。HDVカメラからのハイビジョン映像も取り込めるDV/HDV端子も備えている。

 ほかにも、EPG画面を液晶AQUOSのものと共通のデザインに統一。文字の拡大表示も可能で、テレビ画面のサイズに合わせて見やすい表示が行なえるという。アナログ放送のEPGはGガイドを採用し、Gコード予約もサポート。スポーツ番組/ドラマの自動延長録画もサポートする。

 録画可能なメディアはDVD-R/RW、DVD-R DLで、DVD-R/RWのCPRM録画もサポート。DVD-R DLはビデオモードのみの録画となる。再生はDVD-RAMやDVD+R/RWもサポートする。録画モードはXP/SP/LP/EPに加え、マニュアルモードも用意する。

DV-ACV32

 専用モードに設定しておくことで、電源スタンバイ状態から約1秒でEPG表示やHDDへの録画、HDDからの再生が可能な「一発起動」に対応。ただし、同モード時ではスタンバイ状態での消費電力が増加する。

 ビデオDACはACW38が14bit/216MHz。そのほかのモデルが10bit/148.5MHz。

DV-ACW38の背面

 入力端子はACW38がS映像、コンポジット、アナログ音声を各2系統。入出力端子がi.LINK(DV兼用)×2。そのほかのモデルは、入力がS映像×2、コンポジット×1、アナログ音声×1。入出力対応のi,LINKは1系統のみ。出力端子はほぼ共通でHDMI×1、D4×1、S映像×1、コンポジット×1、アナログ音声×1(ACW38は2系統)、光デジタル音声×1。ACW38のみ同軸デジタル音声出力も備えている。

 外形寸法と重量はACW38が430×335×68mm(幅×奥行き×高さ)で約6kg、AC34と32が460×321×68mm(同)で、34が約5kg、32が約4.9kg。ACV32は430×343×95mm(同)で約6.9kg。

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/060802-c.html

(2006年8月2日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.