◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
ビクター、高速応答ドライバ搭載の32型液晶TV
-低音再生を向上する“MaxxBass”採用


9月発売

標準価格:オープンプライス


LT-32LC85

 日本ビクター株式会社は、液晶テレビ「EXE」の新モデルとして、高速応答や低音の強化を図った32型「LT-32LC85」を9月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25万円前後の見込み。

 1,366×768ドットのパネルを搭載する32型液晶テレビ。5月に発売された37型「LT-37LC85」と同様に、1秒の映像につき通常の2倍となる120フィールドを生成し、補間フレーム数を増やすことで動画ボケを改善する高速液晶ドライバを搭載している。

 チューナは地上/BS/110度CSデジタルチューナと地上アナログが各1基。地上アナログ用のEPGとしてG-GUIDEも備えている。HDMI端子も1系統装備する。

 映像エンジン「新GENESSA」を搭載。CPU性能を約2倍に向上させたほか、従来HDソースとSDソースで共通だった画面内のノイズ検出アルゴリズム「新インテリジェントクリア プログラム」をHD/SDそれぞれに最適化し、ノイズの低減と鮮鋭感の向上を図っている。

 ノイズ低減では、14bit処理により映像から画像の動きとランダムノイズを識別し、画像自体のノイズ量を安定して検出。コンテンツ自体のノイズ量に応じた画質改善が行なわれるという。そのほか、コントラスト改善機能「インテリジェントγ(ガンマ)」や色再現性を向上させるカラークリエーションなども搭載する。

付属リモコン

 スピーカー出力は10W×2chだが、Wavesが開発したMaxxBass技術を採用し、低音の再生性能を向上。音響心理学の「ミッシング・ファンダメンタル(失われた基本波現象)」を応用しており、生成した倍音成分をDSPで演算処理して出力。物理的にスピーカーユニットを振動させることなく、DVDに含まれるLFE成分など迫力ある低域再生が行なえるという。

 映像入力端子は、HDMIに加えD端子とコンポーネントを各1系統、S映像を2系統、コンポジットを3系統装備。光デジタル音声出力や、アナログRGB(D-sub 15ピン)、2系統のi.LINKも搭載する。また、SDメモリーカードスロットも備え、カード内の静止画表示が可能。

 リモコンは発信部を2つ内蔵し指向性が広げられているほか、ボタンや文字の大型化などで、使いやすさを向上。さらに、新たに人の声で使い方を案内する「音声案内」や、テレビ画面内で操作ガイドを表示する「画面で見るマニュアル」機能などを搭載し、利便性を高めている。

 消費電力は176W(リモコン待機時0.2W)。外形寸法は80×13.8×59.3cm(幅×奥行き×高さ)、重量は18kg。


□ビクターのホームぺージ
http://www.victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.victor.co.jp/press/2006/lt-32lc85.html
□製品情報
http://www.victor.co.jp/tv/lt-32lc85/index.html
□関連記事
【4月6日】ビクター、46型フルHDモデルなど新液晶テレビ「EXE」
-出ていない低音が聞こえる“MaxxBass”搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060406/victor.htm

( 2006年8月2日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.