|
株式会社ピクセラは3日、子会社のRfStreamがワンセグ放送とデジタルラジオの3セグの受信に対応した携帯電話向けシリコンチューナモジュール「TDJ1200SX」を開発したと発表した。サンプル出荷は10月より開始する。 「TDJ1200SX」は、デジタルテレビ放送のワンセグと、デジタルラジオの3セグ受信に対応したシリコンチューナモジュール。携帯電話への搭載を主な用途としているが、ポータブルメディアプレーヤーなどの端末向けにも搭載可能。外形寸法は10.0×10.0×1.4mm(縦×横×厚さ)と、12.0×12.0×1.4mm(同)の2サイズを用意する。 IC上で容量の異なる複数のインダクタとコンデンサを独自に切り替え、組み合わせることで消費電力を抑えたチューニングが行なえる、RfStream独自の「LC Bank Filter」技術を最適化、受信性能と省電力を両立したという。消費電力はワンセグ受信時で90mW、3セグで95mW。 同社では、モジュールとしてのサンプル出荷のほかにチューナIC単品(消費電力75mW)での販売も検討するという。 □ピクセラのホームページ ( 2006年8月3日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|