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挑戦者、WMV HD対応の液晶搭載HDDプレーヤーキット
-MPEG-4やAAC再生可能。USB OTG機能搭載


8月下旬発売

標準価格:オープンプライス


 株式会社アイ・オー・データ機器のPCパーツブランド「挑戦者」は、USB 2.0の外付け3.5インチHDDプレーヤーキット「Movie Tank III」を8月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は23,800円前後の見込み。対応OSは、Windows 2000/XP、Mac OS X 10.4以降。

リモコンが付属

 MPEG-1/2/4などの動画再生機能を備えた3.5インチIDE HDD用ケース。HDDは付属せず、別途購入して取り付ける必要がある。

 2005年9月に発売した「Movie Tank II」同様、前面に情報表示用の液晶ディスプレイと、各種操作が行なえるボタン類を装備する。再生ファイル情報やフォルダ情報などが確認できるので、テレビと接続しなくても操作や音声の再生が行なえる。動画の表示を行なう場合には、テレビとの接続が必要になる。

 デコーダチップはSigma Designの「EM8621L」を搭載。対応ファイルフォーマットはMPEG-1/2、DivX、XviD、DVDビデオ(IFO/ISO/VOB)のほか、新たにWMV9、WMV HD、MPEG-2 TS、MPEG-4ファイルの再生が可能になった。再生可能なビットレートは、MPEG-1/2が40Mbps、MPEG-4が10Mbps、WMV9が10Mbpsまでで、表示可能な解像度は1,920×1,080ドットまで。

 音楽ファイルはMP3、WMA、OggVorbis、WAVEに加えてAACファイルの再生が可能になった。表示可能な静止画はJPEG、PNG、BMP。

 PC接続用とホスト接続用のUSB 2.0端子を装備。ホスト接続用端子は、USBメモリやHDDなどのストレージ機器が接続可能なほか、USB OTG機能に対応し、USBストレージ内の画像/音楽ファイルをMovie Tank IIIのHDDにバックアップが可能。ただし動画ファイルのバックアップには対応していない。また、画像/音楽ファイルについても、ファイル単位でのコピーしか行なえず、フォルダ単位でのコピーには対応していない。これら機能については、ファームウェアアップデートで対応予定。

 映像出力端子は、コンポーネント/S映像/コンポジット共用の独自端子を1系統備え、接続には専用の付属ケーブルを利用する。音声出力端子は、3.5mmステレオミニを1系統装備。

 外形寸法は128×207×46.8mm(幅×奥行き×高さ)、HDDを除いた重量は約500g。リモコンや映像出力用のAVケーブルなどが付属する。

□挑戦者のホームページ
http://supertank.iodata.jp/
□製品情報
http://supertank.iodata.jp/products/soto35h/
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( 2006年8月4日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]


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