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日本ビクター株式会社は、フルHD解像度のD-ILAデバイスを利用した52型リアプロジェクションテレビ「ビッグスクリーン EXE<エグゼ> HD-52MH700」を9月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は50万円前後の見込み。 2005年10月より56/61/70型が順次発売された「ビッグスクリーン EXE」の最新モデルで、シリーズでは最も小型の52型となる。70型のHD-70MH700、61型のHD-61MH700、56型のHD-56MH700は引き続き併売される。
自社開発のフルHD(1,920×1,080ドット)/0.7型のD-ILA(Direct-Drive Image Light Amlifier)」デバイスを採用したリアプロジェクションテレビ。70/61/56型のMH700シリーズに比べ、起動時間を約半分の15秒(従来機種30秒)、終了時のクーリング時間を約45秒(同90秒)に短縮し、使い勝手を向上した。 チューナーは地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログを各1系統装備。地上アナログはゴーストリデューサも内蔵する。地上アナログ用のEPGとしてG-GUIDEを採用する。入力端子はHDMI×2のほか、D4×1、コンポーネント×1、S映像×3、コンポジット×4、D-Sub 15ピン×1、センターチャンネル入力、i.LINK×2など。出力端子はモニター出力と光デジタル音声出力、イヤフォン出力を装備。Ethernet端子も備えている。 映像エンジン「新GENESSA」を搭載し、ノイズの低減のほか、ガンマ補正やカラー調整の表現力を向上。14bit処理により画像の特徴検出精度を向上している。ランプは110W出力の超高圧水銀ランプ。交換用のランプ「TS-CL110J」は15,750円で販売される。 また、小口径のスピーカーユニットでもDSP処理により聴感上の低音再生を強化する「MaxxBass」技術をビッグスクリーンEXEシリーズで初搭載。同社独自のオブリコーンスピーカーの採用とあわせ、音質の向上を図っている。出力は10W×2ch。また、音声をゆっくり再生する「ゆっくりトーク」、セリフなどを聞き取りやすくする「はっきりステレオ」などの「きき楽」機能を搭載する。 さらに世界初という、音声によるリモコンガイド機能も搭載。また、テレビで簡単な操作マニュアルを確認できる「画面で見るマニュアル」の採用などで、使いやすさの向上を図っている。消費電力は約213W(待機時0.3W)。外形寸法は1,229×415×911mm(幅×奥行き×高さ)、重量は39kg。 □日本ビクターのホームページ ( 2006年8月8日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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