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株式会社日立製作所は、液晶/プラズマテレビ「Wooo」の廉価モデル「H90シリーズ」を9月1日より発売する。
液晶テレビは32型の「W32L-H90」と26型「W26L-H90」、プラズマは37型「W37P-H90」が用意され、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は液晶32型が23万円、26型が20万円、プラズマが30万円前後の見込み。
液晶モデルはIPSアルファテクノロジ製の「IPSαパネル」を採用。パネル解像度は1,366×768ドット、輝度は500cd/m2、視野角は上下左右178度。 プラズマは1,024×1,080ドットの「1080ALIS」パネルを採用。赤色の発光特性を改善し、色再現性能を高めたほか、輝度1,300cd/m2、コントラスト比3,000:1と、高輝度/コントラスト化を図っている。 チューナは全モデルで、地上/BS/110度CSデジタルと、地上アナログを各1系統装備。デジタル放送デコーダLSIと、画像処理LSIを統合した映像エンジン「Picture Master HD」を内蔵し、ハイビジョン信号を画像処理部に直接入力する「リアルサンプリング」や、複数の指定色を他の色に影響を与えることなく、同時にコントロールする「3次元デジタルカラーマネージメント」、シーンに応じたコントラスト/階調表現を行なう「アドバンスドダイナミックコントラスト」により、高画質化を図っている。
入力端子はHDMI×2、D4×2、S映像×2、コンポジット×3。モニター出力やヘッドフォン出力、Ethernetなども装備する。 デジタル放送のジャンル情報に連動し、スピーカーの再生周波数特性やサラウンド効果などを自動調整する「自動音声」モードも搭載。スポーツや音楽、映画などジャンルにあわせた音場再生を行なえる。 スピーカー部は、「W37P-H90」がバスレフ方式のウーファと、ミッドレンジ、ツィータを配した3ウェイ6スピーカー構成。「32H-L90」は6.5×9.2cmミッドレンジと、6.5cmツィータの2ウェイ4スピーカー、「26H-L90」は12×6cmフルレンジの2ウェイ2スピーカー構成。出力は全モデル総合20Wで、SRS WOWやTruSurround、BBEなどの音質改善技術を備えている。
□日立製作所のホームページ ( 2006年8月10日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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