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株式会社niro1.comは、5chの一体型スピーカーとサブウーファ、アンプ部で構成するサラウンドシステム「NIRO 1000 SYSTEM」など4製品を9月10日に発売する。また、オプションのサブウーファ用アンプ「NIRO SUB WOOFER AMP」や、薄型テレビ用の装着キット「TV FITTING KIT WIDE N」も同日より発売する。価格は下表の通り。
5基のスピーカーユニットを1つの筐体に収めたフロントスピーカー部とサブウーファで5.1chを実現するというNIROシリーズの新モデル。スピーカーのカラーはいずれもグレーとシルバーを用意する。 従来モデルからの変更点として、薄型テレビとの組み合わせを想定し、スピーカー用のユニットを横一列にレイアウトして筐体の奥行きを9.6mmに薄型化した。2004年7月発売の「NIRO REFERENCE」などと同様に、いずれの製品もメモリーカードによるアップグレードに対応する。 また、現行製品のユーザーは、アンプを除いたスピーカーシステムを購入するだけで最新のVr4にアップグレードされるという。さらに、従来モデルの購入時期によってアップグレード用システムの価格を割引するサービスも用意されており、例えば6月にNIRO 400 SYSTEMを購入したユーザーは、アップグレード用スピーカーを50%引きの19,000円で購入できる。 ■ NIRO 1000 SYSTEM
30W×5chのデジタルアンプユニットと、密閉型のフロントスピーカー部、バスレフ型サブウーファ、出力150Wのサブウーファアンプのセット。 サブウーファアンプをセパレートにしたことで駆動に余裕が生まれ、フルパワーで使用しても歪みが少ないという。また、冷却ファンは音量が少ない時に抑え、大音量時にはフル動作にするようにコントロールするという。システム全体の周波数特性は25Hz~20kHz。
アンプ部のデコーダはドルビーデジタル/DTS/AAC/ドルビープロロジックII。MovieMouseとの切り替えも可能。音声入力は、同軸デジタル×1系統、光デジタル×3系統を装備。アナログ入力×2系統や、ヘッドフォン端子も備えている。本体部の外形寸法と重量は200×296×55mm(幅×奥行き×高さ)、2.2kg。リモコンが付属する。ケーブル長は、フロント用が2mで、サブウーファ用が4.5m。 スピーカーは3.5インチ径ウーファと1インチ径ツイータの2ウェイスピーカー5基を一体化した密閉型。キャビネット素材はMDF。外形寸法は698×140×154(幅×奥行き×高さ)で、重量は6.7kg。 サブウーファは8インチ径ユニットを搭載し、外形寸法は264×400×397(同)、重量は10.6kg。サブウーファアンプは出力150Wで、25Hzまでの低域再生に対応。外形寸法は18.9×142×51.5mm(幅×奥行き×高さ)。
□製品情報 ■ NIRO 800 SYSTEM
30W×5ch+50W(サブウーファ)のアンプユニットと、フロントスピーカー部、サブウーファで構成。アンプ部のデコーダや入出力端子、外形寸法、重量は1000と同じ。システム全体の周波数特性は35Hz~20kHz。ケーブル長は、フロント用が2mで、サブウーファ用が4.5m。 スピーカーは3インチ径フルレンジスピーカー5基で構成し、キャビネット素材はMDF。外形寸法は610×119×120(幅×奥行き×高さ)で、重量は4.1kg。 サブウーファのユニットは8インチ径で、35Hzまでの低域に対応。外形寸法は264×400×397(同)。重量は10.6kg。
□製品情報 ■ NIRO 620 SYSTEM
27W×5ch+45W(サブウーファ)のアンプユニットと、フロントスピーカー部、サブウーファ。アンプ部のデコーダや入出力端子、外形寸法、重量は1000と同じ。システム全体の周波数特性は40Hz~20kHz。ケーブル長は、フロント用が2mで、サブウーファ用が5m。 スピーカーは2.5インチ径フルレンジスピーカー5基で構成し、キャビネットはMDF。外形寸法は590×108×106(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.5kg。サブウーファのユニットは8インチ径で、35Hzまでの低域に対応。外形寸法は264×340×347(同)、重量は8.9kg。
□製品情報 ■ NIRO 420 SYSTEM
24W×5ch+40W(サブウーファ)のアンプユニットと、フロントスピーカー部、サブウーファ。アンプ部のデコーダや入出力端子、外形寸法、重量は1000と同じ。システム全体の周波数特性は45Hz~20kHz。ケーブル長は、フロント用が2mで、サブウーファ用が5m。 スピーカーは2インチ径フルレンジスピーカー5基で構成し、キャビネットはMDF。外形寸法は534×96×86(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.5kg。サブウーファのユニットは6.5インチ径で、45Hzまでの低域に対応。外形寸法は264×300×278(同)。重量は7.4kg。
□製品情報 ■ オプション 「NIRO SUB WOOFER AMP」は、NIRO 1000 SYSTEMに付属するサブウーファアンプで、800/620に追加することで25Hzまでの低域再生に対応する。また、メインユニットのアンプ部の駆動に余裕を持たせ、フルパワー駆動の際の歪みを低減するとしている。 「TV FITTING KIT WIDE N」と「TV FITTING KIT NARROW N」は、NIRO 1000/800/620/420 SYSTEMを薄型テレビの上に設置するキット。背面に付いている2つの取付マウントネジを使用して装着する。対応するテレビの取り付けサイズは同社サイトに掲載されている。 「ADJUSTABLE ANGLE STAND II」は1000/800/620/420のスピーカーの角度を調整するスタンド。調整角度は5/10/15/20/25/30度の6種類から選べる。
□製品情報(オプション) □niro1.comのホームページ ( 2006年8月24日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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