|
富士通株式会社は、同社製品としては初めて垂直磁気記録方式を採用した2.5型HDD「MHW2 BH」シリーズ2モデルを10月末に発売する。また、同時期にはAV機器向けモデルもラインナップ。ただし、こちらは従来と同じ長手記録方式タイプとなる。各モデルの型番は下表の通り。
コンシューマ向けのAV機器への組み込みを想定している「MHW2 AT」シリーズと、PC用の「MHW2 BH」の2シリーズを用意。PC用は160/80GBの2タイプ、AV用は80/60/40GBの3タイプをラインナップしている。RoHS指令に準拠しているほか、耐衝撃性にも優れている。 PC用は同社初の垂直磁気記録方式採用のHDD。「垂直磁気記録方式でも、従来と同等の高品質を継承している」とし、今後も同方式を採用した大容量モデルを順次強化していくという。
AV用は従来と同じ長手記録方式のドライブだが、低消費電力や静穏化を行なっており、アイドル時の動作音は1.5Bels(15dB)。PC用の2.4Bels(24dB)より大幅な低騒音を実現した。回転数はPC用が5,400rpm、AV用が4,200rpm。インターフェイスはPC用がシリアルATA、AV用がパラレルATA-7を採用している。主な仕様は以下の通り。
□富士通のホームページ
(2006年8月30日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|