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ソニーは、スポーツ仕様のスティック型ウォークマン「NW-S203F」を9月15日より発売する。フラッシュメモリ容量は1GBで、価格はオープンプライス。店頭予想価格は15,000円前後の見込み。ボディカラーはブラック/シルバー/ピンクの3色が用意される。 オーディオプレーヤー機能に加え、スポーツジムなどでの利用を想定し、ランニング時の速度や消費カロリー確認機能などを備えたスポーツ向けウォークマン。アルミ素材を生かした円筒形のボディと、1行表示の有機ELディスプレイを採用する。
ボディはJIS防滴II型(JIS CO920 IPX2)に対応し、汗をかいた手で触るなどしても、問題なく利用できる。操作は右脇のジョグシャトルと前面の再生/停止、ボリュームなどの各ボタンを利用し、1行表示のディスプレイでも容易に操作可能な新UIを採用している。 本体内に「Gセンサー」を内蔵し、プレーヤーの揺れから運動量を検出できる。Gセンサーを利用したスポーツ機能として、カロリー消費量や距離、歩数をリアルタイムに表示できるカウンター機能を搭載する。 また、消費カロリーや距離、時間などの目標値を決めて、音楽を再生する「スポーツモード」を搭載。例えば2,000カロリー消費を目標に設定し、スポーツモードを選択するとウォークマンに登録された身長/体重から、消費カロリー量を検出し、目標値の達成まで音楽をシャッフル再生する。 走る速度に合わせて再生する音楽を切り替える「MUSIC PACER」機能も搭載。Gセンサーで走行速度を検出し、走っている時(RUN)と歩いている時(WALK)の音楽を切り替える機能で、あらかじめSonicStage CPでプレイリストを作成し、本体でWALK/RUNのプレイリスト設定を行なう必要がある。また、最大9時間59分59秒まで、1秒刻みで測定できるストップウォッチ機能も備えている。 オーディオプレーヤーとしては、ATRAC3/MP3/WMA/AACの再生に対応。著作権保護されたWMA/AACの再生はサポートしない。また、3回振るとシャッフル再生に切り替わる「Shuffle Shake」も備えている。イコライザはHeavy/Pop/Jazzの3モードのプリセットと、カスタムモードを用意。録音レベルを一定にするDynamic Normalizer機能も備えている。 楽曲管理ソフトとして「SonicStage CP」を利用。対応OSはWindows 2000/XP。 FMチューナも内蔵。バッテリは内蔵リチウムイオンで、最長約18時間の連続再生が可能。3分充電で約3時間の連続再生が可能な急速充電機能も備えている。 外形寸法は15×15×96.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は26g。付属イヤフォンはウォークマンAシリーズと共通の「MDR-E0931」で、50cmの延長ケーブルが付属。クリップ、USBケーブルなども付属する。
別売アクセサリとして、S200シリーズ専用のアームバンド「CKA-NWS200(実売2,000円前後)」、メタリックチェーンネックストラップ「STP-NWN2(同2,500円前後)」を9月15日より発売する。 また、ソニースタイル限定モデルとして、メモリ容量2GBの「NW-S205F」を9月22日より発売する。ソニースタイル価格は2万円。NW-S205Fは米国発売モデルとほぼ同仕様で、ボディカラーはブラックのみ。北米向けの「S2 Sports」ロゴが付与されているほか、専用のアームバンドが付属。また、イヤフォンも耳掛け型のスポーツ仕様となる。 □ソニーのホームページ ( 2006年8月31日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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