オーディオテクニカ、アルミ鋳造ボディのMCトランス －346,500円。新MCカートリッジも発売

11月24日発売 標準価格：346,500円(AT5000T) 　　　　　　 52,500円(AT33ANV)

　株式会社オーディオテクニカは、アルミ鋳造ボディを採用したMCカートリッジ用のトランス「AT5000T」と、MCカートリッジ「AT33ANV」を11月24日より発売する。価格はAT5000Tが346,500円、AT33ANVが52,500円。

■ AT5000T

AT5000Tの背面

　MCカートリッジ用の昇圧トランスで堅牢なアルミ鋳造ボディを採用。4つのインシュレータを活用した制振設計や、手巻きLコアトランスの採用による広帯域化などで、音質向上を図っている。

　フロントパネルには黒檀をあしらい、ピンジャックにはオーディオテクニカ専用のマツキン製ジャックを採用する。周波数特性は10Hz～150kHz(±3dB)、昇圧比は22dB。カートリッジ出力インピーダンスは2～17Ω。推奨負荷インピーダンスは47kΩ。チャンネルセパレーションは100dB以上。

　外形寸法は195×140×75mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.4kg。

■ AT33ANV

AT33ANV

　デュアルムービングコイル型MCカートリッジ。楕円スタイラスチップや高硬度ジュラルミンパイプカンチレバーなどを採用。ヘッドシェルには防振ゴム「ハネライト」を使用している。

　同社のMCカートリッジ「AT33シリーズ」初となる、10Ωインピーダンス仕様。再生周波数は15Hz～50kHz、出力電圧は0.3mV(1kHz、5cm/Sec)、チャンネルセパレーションは30dB(1kHz)。針圧は1.8～2.2g(標準2.0g)。垂直トラッキング角は23度。外形寸法は16.6×26.5×16mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.9g。非磁性体ドライバや、ブラシ、PCOCCリード線セットなどが付属する。

□オーディオテクニカのホームページ
(10月5日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.audio-technica.co.jp/

( 2006年10月6日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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