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ギャンゼ、アルミスピーカー「カタマリ」の返金保証
-2週間使用後、不満なら全額返還。先着10台限定


10月6日発表


 株式会社ギャンゼは、8月より発売した、アルミ一体成型エンクロージャ採用のデジタルアンプ内蔵スピーカー「カタマリ」(15万円)を購入して、不満があった場合、返金を保証するキャンペーンを実施する。受付は同社サイト上で行ない、10月7日10時~8日22時まで、先着10台までの限定。

カタマリ

 同社サイトから期間中に申込み、2週間の試聴で満足できなかった場合には返品可能で、代金も全額返還される。同製品は東京都内のインテリアショップで販売されているが、初期ロットの100台はほぼ完売が決まったという。

 「カタマリ」(カタマリ01)は、15W×2chのデジタルアンプを内蔵したアクティブスピーカー。接続はステレオミニ1系統のみ。ユニットは80mm径のフルレンジ×2で、天面に取り付けることにより「最適な聴取位置が広がり、自然な音の広がり感を得られる」としている。

 また、左右のユニットの間には、包丁の柄やドアハンドルなどに使われるという積層強化木「コムプライト」を使用したセパレーターを設け、干渉を防ぐ。金属部分は無垢材のSUS303を使用。岐阜県関市の包丁製造技術により、木とステンレス、アクリルが一体のものとして磨かれている。

スピーカーユニット部 中央のセパレーター

 エンクロージャにはアルミ合金鋳物を採用し、最厚部は約18mm。一体設計となっており、内部にリブや仕切りを入れることで不要な振動の抑制を図っている。表面は、機械加工した後に手作業で研磨仕上げを施し、保護ワックスを塗布しているが、アルマイト加工や塗装を行なわず、金属の質感を大切にしたという。

 本体には電源スイッチやボリュームを備えず、音声信号の入力を感知して自動で本体をON/OFFする回路を搭載。信号が2分間途切れると、自動で電源がOFFになる。電源ケーブルやステレオミニの接続端子は、ホコリの付着を防ぐ目的で底面に配置。消費電力は最大30W(待機時2W)。外形寸法は375×162×116(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.7kg。

 なお、無償修理期間は3年間で、修理については「弊社が存続する限り対応する」としている。また、部品が製造中止された場合を想定し、代替部品で修理できるよう考慮して設計を行なっているという。


□ギャンゼのホームページ
http://www.gyanze.co.jp/
□キャンペーン情報
http://www.gyanze.co.jp/campaign/return.php
□製品情報
http://www.gyanze.co.jp/store/gyanze01.php
□関連記事
【8月3日】ギャンゼ、アルミ一体成型のスピーカー「カタマリ」
-デジタルアンプ内蔵でユニットは上向き
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060803/gyanze.htm

(2006年10月6日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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