◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
ビクター、iPodと連携可能なスピーカー2機種
-キューブ型2.1chとクレードル型の電池駆動対応モデル


NX-PS1-W
11月上旬より順次発売

標準価格:オープンプライス


 日本ビクター株式会社は、iPodなどのポータブルオーディオと手軽に接続できるというスピーカーシステム2機種を発売する。価格はどちらもオープンプライス。発売日と店頭予想価格は、キューブ型の2.1chシステム「NX-PS1-W」が12月上旬発売で33,000円前後、iPod用クレードル端子を備えた「RA-P10-W」が11月上旬発売で15,000円前後の見込み。


■ NX-PS1-W

 サテライトスピーカーとサブウーファ、アンプユニットで構成される2.1chシステム。いずれの筐体もキューブ型のフォルムを採用している。なお、CDやMDデッキなどは備えていない。

 最大の特徴はiPodのDock端子とケーブルを介して接続することで、iPodで聴いていた曲の続きからコンポで再生できること。別途音声ケーブルを接続する必要もなく、接続中のiPodを充電する機能も備えている。対応するiPodは、第1/2世代のnano、mini、第4世代以降のiPod。

 iPod接続用の端子は背面に装備。前面にはUSB端子も備えており、USBマスストレージクラスに対応したポータブルプレーヤー内の楽曲も再生可能。アナログ音声入力も前面に備えており、様々なプレーヤーと手軽に連携できるという。また、背面にはPC接続用のUSB端子も用意しており、USBオーディオとしても機能する。

 コンポ本体の操作ボタン、およびリモコンから、接続したiPodの基本操作である再生/一時停止/楽曲スキップが可能。iPodの楽曲を指定した時間に再生させるタイマー機能も利用できる。さらに、接続したiPodを設置するための専用スタンドも付属している。

 コンポ側のデコーダはMP3/WMAの再生に対応。アンプ部の出力は、フロント用が10W×2ch(6Ω)、ウーファ用が30W(8Ω)。前述の各端子に加え、ヘッドフォン出力も1系統備えている。外形寸法と重量は90×137×96mm(幅×奥行き×高さ)で、約500g。

 フロントスピーカーは、8cm径のフルレンジユニットを1基搭載。エンクロージャはバスレフ。定格インピーダンスは6Ω、再生周波数帯域は150Hz~20kHz。外形寸法と重量は90×90×96mm(幅×奥行き×高さ)で約630g。サブウーファもバスレフ型で、17cm径ユニットを採用。定格インピーダンスは8Ω。再生周波数帯域は35Hz~150Hz。外形寸法と重量は221×222×221mm(同)で、約3.5kg。


■ RA-P10-W

RA-P10-W

 iPodを直接搭載可能な、クレードルタイプのスピーカー。付属のアタッチメントやラバーパッドを使用することで、天面にiPodを搭載可能。対応するiPodは第3世代以降のiPod、第1/2世代のnano、mini。

 アンプとスピーカーを一体化したシステムで、単3電池6本での駆動も可能。連続使用時間は約2時間。iPodを置くだけで聴いていた曲の続きから自動的に再生がスタートするほか、iPodの充電も可能。本体のボタンと付属のリモコンでiPodの基本操作も行なえる。

 さらに、背面にはアナログ音声入力も1系統装備。iPod以外のポータブルプレーヤーとも接続できる。また、FMラジオも内蔵。目覚まし再生機能や温度計、カレンダー機能なども備えている。

 スピーカーユニットは3.5cm径のフルレンジ。最大出力は4W×2ch(6Ω)。外形寸法と重量は331×98×71mm(幅×奥行き×高さ)で、約700g。

□ビクターのホームページ
http://www.victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.victor.co.jp/press/2006/nx-ps1-w.html
□NX-PS1-Wの製品情報
http://www.victor.co.jp/audio_w/home/nx-ps1-w/index.html
□RA-P10-Wの製品情報
http://www.victor.co.jp/audio_w/home/ra-p10-w/index.html

(2006年10月10日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c)2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.