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イッツ・コミュニケーションズ株式会社(イッツコム)は6日、HDD内蔵型のSTB「HitPot(TZ-DCH2000)」を利用した多チャンネル放送サービス「ビッグ + HitPot」(月額6,930円) ユーザー向けに、i.LINKムーブや「VIERA Link」などの機能を追加するアップデートを実施すると発表した。
HitPotは松下製のSTBで、250GBのHDDを内蔵。アップデートにより、HitPotで視聴している番組をi.LINK経由で対応機器へ録画できるようになるほか、録画した番組のムーブも可能になる。ムーブ対応機種として、松下製D-VHSデッキと、アイ・オー・データの「Rec-Pot」での動作が確認されている。 また、松下製の薄型テレビ「VIERA」の一部機種とHDMI経由で連携する「VIERA Link」にも対応。HitPotの電源を入れるとVIERAもONとなり、HDMI入力に切り替わる連動操作や、電源の連動OFFなどが可能となる。対応するVIERAはPZ600、PX600、PX60、LX600、LX65シリーズ。 さらに、録画や視聴の最大予約件数を24件から50件に増加。そのほか、HitPotのSDカードスロットを使用し、カード内のJPEGが表示できるようになる。 アップデータは10月12日より配信され、同日夜以降に、BSデジタル放送を5分以上受信後、HitPotの電源プラグをコンセントに挿したままリモコンで電源を切ると、翌朝にはアップデートが完了。なお、上記方法でのアップデートの場合、「ダウンロード予約」が「自動」になっていることが必要。
また、同じくHitPotをSTBに採用するYOUテレビも9月25日付けで同様の機能拡張を発表。同日よりアップデータを配信している。
(2006年10月11日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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